近思録 新釈漢文体系 明治書院、
通読一回目終わり。
所感)
■理解出来ていないこと
①一章、理解するに、なにか知識がいるかも知れない。世界観が、現代とは異なり過ぎる。
②レビューにもあったが、易經の文章を用いる箇所は、暗号文の説明の様で、今回は全てスルー。
■感銘を受けたこと
①儒学を学ぶ初心者向に分かりやすく四書に関連した内容を学べる。
②大学を最初に学ぶ意味や、論語を読む時の注意点等、四書を学ぶ為のわかりやすい説明書として。
③詩経に興味が持てた事。又、他の五経に関しても、どのような経典であるか、ある程度理解出来るようになる。
④四書に述べられている、人生の指針となる言葉や、学問を学ぶにあたり勘違いしやすい事を、わかりやすく述べてあり、これまでの四書の通読では気づけなかった事を教えてくれる。
■始まりの始まり
儒学を学ぶ初学者故に、読み込めてない事ばかりで、近思録を語る資格なし。
ただ、儒学を学ぶ者にとって、紛れもなく必読書であるとは感じる。
繰り返し、通読して、理解を深めたい。
今後の予定。
一旦、他の四書の通読に戻り、再び、近思録通読へ。