四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第二十九章

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日曜日の午後、

 

「雨が降っている、傘をさして歩いている」

 

「屋根のあるところに固まってお花見をしている人たちがいる」

 

「道行く人は少なく、風で桜の花びらが散っている、雨の桜も良いものだ」

 

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日曜日の午後、

 

季康子は問うた、

 

我が民をして、君主を敬い、心を誠にして日々を過ごさせる為にはどうすればよいか。

 

孔子はいわれた、

 

君主が政を行うに、何ごとにも荘重に執り行えば民は敬うようになる。

 

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日曜日の午後、

 

そして、人として父と母によく使え、子を慈しめば民の心も誠になる。

 

善いことを好む正直な人を取り立てて、そうでない人に教えれば、

民は君主を敬い、心を誠にして日々を過ごすようになる。

 

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日曜日の午後、

 

「雨の中で散る桜の花びらをみて歩みをとめる、傘にあたる雨の音」

 

「雨の桜は良い、何より周りに人がいないのが気に入っている」

 

「枯れ葉の比率が減少し、緑が視界を占めつつある、新緑の季節近し」

 

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日曜日の午後、

 

「昨日お花見する人で混み合っていた桜園、今日はカラス一羽のみ」

 

「地面を突くカラスと共にしばし桜を満喫する」

 

「今週は子の中学校の入学式、もちろん出席する」

 

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日曜日の夜、

 

「また地震、小さな地震が続いている、心配(子は怯えている)」

 

「家族MTを開き、万が一の段取りを再確認する」

 

「このささやかな幸せがいつまでも続きますように」

 

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月曜日の朝、

 

「始まる週明け変わらぬホームと行く川は流れる」

 

「今日、帰れないかもと思う気持ちの積み重ね、後悔なきように」

 

「なるようになる、駄目ならそれまでだ、思いっきり(見苦しく)ジタバタしてやろうぞ」

 

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月曜日の朝、

 

「ふと思う、永遠に停まらない普通電車内という設定も面白い」

 

「脱出を試みるも、仲間割れとかよくあるパターン」

 

「最後は永遠に走り続けるか、定時停車で車内白骨、月並みな結末だと一人嗤う」

 

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月曜日の朝、

 

「私は(見苦しく)ジタバタするのが大好きだし、得意技といっていい」

 

「人生、猪突猛進、全力で逃げるか、ジタバタする、選択肢が少なくて楽でいい」

 

「映画なら序盤で消えるが幸いながら今も生きている」

 

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月曜日の朝、

 

「生まれ育ちで自らを貴いと思い、他人の犠牲や奉仕を当然と思う人たちを私は嫌う」

 

「以外と何処にでもいる、経営者や政治家の二世三世などごろごろいる」

 

「人を尊ぶ、という本質に欠けた人たちが民衆の上に立つ世界の有り様は世界でも変わらない」

 

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月曜日の午後、

 

ウクライナが侵略され市民への虐殺が行なわれた、国も宗教も異なるがお経を唱える」

 

「般若心経を繰り返し唱えた」

 

「憎しみの連鎖は世代を越えて止むことはない、ひとりの人として、ただ、ご冥福をお祈りします」

 

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火曜日の朝、

 

「軽度の痒みで皮膚科にいくなど鴨ネギ以外何者でもない」

 

「ホームに座り目を閉じて音に集中する、洞察とは論理的、科学的に」

 

「最近、三句目で詰まる、心にままに言葉を紡げ」

 

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火曜日の朝、

 

「要らぬことを考えるのであれば念仏でも唱えるほうが良い」

 

「目の前のことに集中する、過去も未来も記憶と想像、自らを視よ」

 

「しょせん猿の進化系、ヒトとはたかが知れてる、嗤え、さもなくば黙ろう」

 

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火曜日の朝、

 

「論理的に考えれば生き物である限り私たちに安らぎは来ない」

 

「なんとめんどくさい身体と心、腐るか消えるまで腐臭と狂気を放つ」

 

「もしくはこの存在を忘れること、自らを上書きする、例えばC3POとか」

 

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火曜日の午後、

 

「夕方に朝の服装では熱すぎる、因みに朝は寒かった」

 

「仕事終え家に帰って風呂と晩飯話すは家族、得難き日々を常に感謝」

 

「直近地震が51回、戦争も終わらない、世の中どうなっているのか」

 

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水曜日の朝、

 

「昨夜の夢、ゴルフを始めるが、ひたすらジャグラーの練習をしている…」

 

「二択、善悪、生死、YES NOではなく丸ごと事象、一つのみ」

 

神道で祝福され、儒教で過ごし、仏教で見送られる、日本という国」

 

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水曜日の朝、

 

「電車の奏でる音を聴いている、乗客含め、これはこれで音楽だ」

 

「視界が少しずつビルで埋められている、最後は空もビルに違いない」

 

「なんとなく、世界は銀河鉄道999の世界に近づいているような気がする」

 

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水曜日の午後、

 

「明日は子の入学式、桜の木の下で親子で写真を撮ろう」

 

「『ハクナ・マタタ』、スワヒリ語を語源とする最強呪文を唱えた」

 

「心配するな、良い先生、良い友との出合いがありますように」

 

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水曜日の午後、

 

「自分のことは単純だ、進むか、逃げる、ジタバタ足掻くの三択で済む」

 

「子のことを思うだけで、みぞおち辺りがきゅううううと痛む」

 

「親バカなのだ、心配だ、唱えよう、『ハクナ・マタタ』」

 

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水曜日の夕方、

 

「散髪屋さんに寄る、やはり、父としても一世の晴れ舞台ではないか」

 

「我が家の伝統に則っていつもの丸刈りをチョイス」

 

「意外と混んでいる、因みに子は丸刈りを嫌い、髪は伸ばしている」

 

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水曜日の夕方、

 

ある人、孔子に問う、

 

先生はどうして国の政に関わらないのか。

 

孔子はいわれた、

 

書経にある、

 

父、母を尊び、兄、弟の仲が良い、孝とは国の政にも影響を与える。

 

国の政に関わらなくとも、

父、母を尊び、兄、弟の仲が良いのであれば、既に政を行っているのと同じことだ。

 

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木曜日の朝、

 

「寝過ごした、寝不足だ、枕戈待旦ほど遠し」

 

「下り方面の電車に座る人と目が合った、お互い疲れている」

 

「モーター音に注聴して電車に乗っている、鼻を啜る音のほうが大きい」

 

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木曜日の朝、

 

孔子はいわれた、

 

人として、その心に誠がないとすれば、人として何が残るのであろうか。

 

大車に軛がなく、小車に軛がないとしたら、馬を抑えられず車は前に進むことも出来ないではないか。

 

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木曜日の午前、

 

「子の入学式の為に早退する、動くと暑い」

 

「平日の午前は雰囲気が夕方と違う、キリキリしている様」

 

「出席出来ない母と義理父に、ラインで中継しよう」

 

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木曜日の午後、

 

「入学式終わる、期待と不安、疲れた」

 

「緊張した我が子の横顔を見ながら、式中に拳を握る」

 

「一緒に帰れるらしい、体育館にて待機中」

 

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木曜日の夕方、

 

子張は問うた、

 

今の世から十代先を知るとは出来ることのであろうか。

 

孔子はいわれた、

 

殷王朝とは、夏王朝の時代に形づくられた礼に基づいている。

 

殷王朝が夏王朝の善いところを引き継ぎ、悪いところを引き継がなかっことは明らかだ。

 

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木曜日の夕方、

 

また、

 

周王朝とは、殷王朝の時代に形づくられた礼に基づいている。

 

周王朝が殷王朝の善いところを引き継ぎ、悪いところを引き継がなかっことは明らかだ。

 

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木曜日の夕方、

 

つまり、

周王朝の善いところ、

 

礼が代々引き継がれてきたことを踏まえれば、

 

十代どころか百代先をも知ることが出来ることは明らかだ。

 

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金曜日の朝、

 

「体調悪し、昨日から下腹部の痛み止まらず」

 

「とりあえず、テキトーに薬箱から白い錠剤(抗生物質)を服薬する」

 

「年老いるとあちこちガタが来ている、ガタガタとは興味深い」

 

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金曜日の朝、

 

論語とは鐘に似ている、叩く(学ぶ)強弱そのままに自らに返ってくる」

 

論語の世界に居ると、孟子のような中毒性はないが、包まれるのがわかる」

 

「何に包まれるのか、ちょっと形容が難しい、敢えて表現するなら孔子の人格か、一弟子として孔子にお仕えしている様な感覚」

 

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金曜日の午後、

 

孔子はいわれた、

 

その時、その場でもないのに、何かしらの利益を得ようと祭祀を催すのは、諂いといえる。

 

また、

 

正しき行いが求められる時、場において、なんら義の行動を起こせないような人とは、勇ましさに欠けているといえる。

 

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金曜日の午後、

 

「よくわからない、理解出来ない、取り敢えずは、そっとしておこう」

 

「心の水面がざわついている、深いところの感情が浮上しつつある」

 

「悲しいかな、私は良い人だ、誰にとっての良いかはこの際問題ではない」

 

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金曜日の夜、

 

「夕方、子とラーメン屋さんに行き、たらふく食べさせ先に帰宅させる」

 

「入れ替わりに妻が着き、腹ごなしのち、夜の街に繰り出す」

 

「近隣のショットバーをはしごして、語り合う金曜日の夜」

 

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金曜日の夜、

 

「あなたは誰か、私は誰だ、誰とはなにか、個の連なり・集合体の連なり」

 

「そもそもとは興味深い、本質、真実、そもそもとは主観に過ぎない」

 

「歴と史とは、積み重なりを書き記したの意、ひとひとひと、面白し」

 

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金曜日の夜、

 

「我の内の狂気が叫ぶ、ビビデバビデブー、私の中の良識がいう、この世界は間違っている、と」

 

「自らの額を地につけて思う、この匂い、この冷たさ、この地球」

 

「あなたの思う私とは、私の中の私では決してなく、私の外面の為に造られた私であり、社会によって…」

 

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金曜日の夜、

 

「ハッハッハと笑い転げよう、滑稽な、いつの間にか消え去った人たちのことを」

 

「ヒッヒッヒッと泣き叫ぼう、失った栄光と、来るはずもない未来を夢みて希望にすがったあの日を」

 

「・・・絶望とは常に沈黙の内に全てを奪い去り、且つその後に奇妙な平安をもたらすもの」

 

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金曜日の夜、

 

「その通りだ、私一人が正気であり君たち全てが狂っている(逆然り)と気付いた君たちは?、必然的に私を崇めるか、または○○しか両者共に道はない」

 

「取り敢えずは、バナナオレで乾杯しようではないか、聞くところによるとバナナオレは時空をワープする効能があるとか」

 

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土曜日の午後、

 

Amazon Primeで映画三昧、何故か戦争ものばかり観る」

 

「テンション低し、まあ当然か、現在進行系の国を思い、さらに暗し」

 

「心暗きときは、ひたすら身体を動かすに限る、筋肉は裏切らない」

 

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土曜日の午後、

 

アトピー歴三十年の我が身体は今が一番のピンチの時」

 

「寒さから花粉暑さに対応出来ない、過去リバウンドで全身の皮が剥けた」

 

「大汗をかかぬように、そろりそろりと森を歩いている」

 

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土曜日の午後、

 

アトピー対策として、水分摂取制限は常日頃から習慣化している」

 

「水分を大量に飲むと、穴の開いた風船に水を入れた様となる」

 

「掻いた皮膚から浸出液がにじみ出て、痒みの発作を誘発する」

 

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土曜日の午後、

 

アトピーの治療法は目的ではなく手段に過ぎない」

 

「要は、普通の生活、普通の人生を歩めれば良い」

 

「治療法を巡り患者間で争う必要性を私は感じない、目的は皆同じ」

 

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土曜日の午後、

 

「故に、患者間で手段と結果の共有化は有益であろうし、争いなど無用だ」

 

「そもそもアトピー患者は容姿から、自ら孤立化しやすい傾向にある」

 

「メンタル部分でも辛い、私はTwitterで同病の人と知り合い救われた」

 

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土曜日の午後、

 

「私の皮膚は今でも赤まだらであるし、初見の人は一歩引く」

 

「昔は子のほうが酷く、親子二人で街中を歩くと、やはり視線を感じる」

 

「この時期を乗り越えれば、汗対応の皮膚となる、頑張らねば」

 

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土曜日の午後、

 

「かかりつけの皮膚科の先生の言葉は毎回不思議に思う」

 

「いつ受診しても、今は悪くなる人が多いという」

 

「一年中、今は悪くなる時期と言う、面白い先生だ」

 

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土曜日の午後、

 

「私のアトピー最悪化時期である春対策は、1月から始まる」

 

「花粉症向けの薬を年初から服薬し、花粉に備える」

 

「始めて数年になるが、今のところは痒み大発作は防げている」

 

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土曜日の午後、

 

「子の保育園や学校の父兄参加では、よく自分の肌の色に引け目を感じた」

 

「会社でも、他部門や社外での会議では視線は気になる」

 

「強がる必要もない、人とはこういうものだ、認めるほうが自然ではないか」

 

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土曜日の午後、

 

「自分の肌の色、というより、側にいる家族に申し訳ない気持ちになる」

 

「朝から赤ら顔なので、仕事場でよく飲酒と間違えられた」

 

「むろん、酒好きでもあるので、否定するにもしまいに飽きた」

 

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土曜日の夕方、

 

「人生最大のアトピー悪化時期は、全身の皮が剥けて、浸出液が止まらない、落屑は部屋に積もる」

 

「会社も行けず終日身体を掻き壊し、何も食べずに一日中安焼酎を呑んで正気を保つ、地獄の日々を経験する」

 

「あの時、阪南中央病院に入院してなければ、生き死に関わる」

 

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土曜日の夕方、

 

「阪南中央病院に入院して、自分と同程度以上のアトピー患者と知り合う」

 

「共通しているのは、やはり生き死にを考えるくらいの苦しみであること」

 

「そよ風でも堪えられなかった皮膚が、今、森の風を受けて心地よいと感じている、素直に嬉しいと思う」

 

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所感)

■入学式終わる

子が生まれて共に暮らし十二年が過ぎた。

また一歩、子離れ・親離れの時期が近づいた。

家族三人で共にご飯を食べる日々も残り六年を切る。

難しい思春期、成長の時、我が子の戦いと葛藤を冷静に見守れるのか、ちと自信なし。

 

#自由律 #日記 #雑記 #儒学