四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第三十四章

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日曜日の朝、晴れ雲多し

 

「風が涼しい、ジャージで調度良い、森の中を歩いている」

 

「子は疲れたのか、晩飯のちすぐに寝てしまった」

 

「昨日の夕方、スーパーでハイボールを買おうとしたら子に止められた、心配しているらしい」

 

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日曜日の朝、午前七時

 

「風が吹き、樹々がザザザザと揺れている、心地よい」

 

「子は中間試験に向け勉強をしなければならない、今一つ自覚に欠けている」

 

「父は易経を読む、先生のツイートは易経の例えが多い、正直、あまりついていけてはいない」

 

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日曜日の朝、ウオーキング

 

「風に揺られて枯れた竹の葉が舞っている、竹林に陽の光、穏やかな時」

 

「京都で古本市が開かれている、行きたいが散財するのは目に見えている」

 

「温かいコーヒーが飲みたくなった、今日も朝マックにしよう」

 

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日曜日の朝、マック

 

「温かいコーヒーをゆっくり飲んでいる、子のお土産も買う」

 

「田舎育ちなので、朝からマックが単純に嬉しい」

 

「バスを一時間半乗らねばマックはない環境で育つ、夏は川で泳いでいた」

 

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日曜日の朝、午前八時

 

「二十代前半に大阪に引越しし、徒歩五分にミスドがあった、妻とたびたび通う」

 

「コーヒー飲み放題が珍しく、お腹をじゃぶじゃぶさせながら都会の香りを楽しんでいた」

 

「妻も田舎の出というが、挨拶に赴いた時に駅とコンビニを見かけて、結構都会だなと思った」

 

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日曜日の朝、ばら園

 

「子はその点、都会生まれの都会育ちだ、ギャップがある」

 

「蛇を手で捕まえたり、川に潜りヤスで魚を突く経験がない」

 

「虫の死骸を見て跳び上がる、勘弁してほしい、冗談だろう」

 

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月曜日の朝、晴れ

 

「GW終わる、週初め故に、ボチボチいこう」

 

「子の中間試験対策に付き合い寝不足、眠たい、英単語から危うい」

 

「ホームに座り、足音を聴きながら微睡んでいる」

 

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月曜日の朝、通勤

 

「GW明け、くしゃみと鼻水、身体が嫌がっている、ぼちぼちいこう」

 

「左薬指がじんじんと痛む、子とラグビーの練習でつき指した場所だ」

 

「少し、心が楽になる、痛みが温かく思う、さあ、仕事用脳筋に切り替えよう」

 

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月曜日の午後、プラットフォーム

 

「小雨、風、肌寒し、Tシャツの人が横にいる、私は意地悪なので少し嬉しい」

 

「電車がきた、車内は混んでいる、見渡すとTシャツは一人だ、チッと舌打ちを打つ」

 

「私は性格が悪い、他人のプチ不幸を見ると嬉しくなる、なんて正直なんだ、と心底思っている」

 

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月曜日の午後、出発待ち

 

「世の中、正直では生き辛い、しかし自分自身には正直でありたい」

 

「嬉しいことを嬉しく思い、悲しいことを悲しいと思う」

 

「と、人で混み合う一方の電車の中で、身を小さくして座っている」

 

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月曜日の夕方、満員電車

 

「座席横の棒に腰掛けている人、お尻が肩に当たっている」

 

「人混みを掻き分けて車両を移動する人、満員電車でする意味があるのか」

 

「降りる人の濡れた傘が、脚に当たる、いいんですよ、仕方ないこと」

 

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火曜日の朝、晴れ

 

「今朝は着込む、10度とか、子の試験勉強がうまくいってない」

 

「駅構内に、ごーーーーっという低音が鳴っている、何処からかわからない」

 

「椅子に座り電車を待っている、やはり眠たい、フッと寝落ちする」

 

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火曜日の朝、通勤

 

「のんびり気ままな旅を思う、北か南か、目的地なしで彷徨う」

 

「北海道一周も良い、いつか行こう、美味しいものをたらふく食べる」

 

「電車で寝ていた、今朝はやたら眠たい、立っていよう」

 

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火曜日の朝、構内

 

「人と違う向きに立っている女性がいる、列に並ぶと向き合うは必然」

 

「手に消毒液を入れた霧吹きを持ち、常に周囲に撒いている」

 

「車内では手すりに撒き、腕組みして立っている、手すりは関係ないらしい」

 

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火曜日の午後、帰宅中

 

「ホームで電車を待っている、前後の人が大くしゃみをした、なんとなく囲まれ感」

 

「二人のサラリーマンが大声で話している、本部長レースの予想を興奮して話している」

 

「電車内でも大声で話している、ピンク色シャツ男は、大きな動作でうなずいた、ウソヤンと笑う」

 

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火曜日の午後、曇り

 

「電車内で出発待ち、人混み合う中に座っている、マスクが蒸し暑い」

 

「と、黒電話の音が鳴り響く、一瞬、黒電話の音が世界を支配した」

 

「電話で話すご老人、そして、何ごともなく人混みと喧噪が戻る、電車が出発した」

 

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火曜日の夜、自宅

 

「中間試験の勉強が進まぬ子、心配する父」

 

「子いう、こうなったら最後の手段だ、毎日お詣りにいくよ」

 

「父、…(#^ω^)…、その間に英単語一つでも覚えろよ、子よ!」

 

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水曜日の朝、曇り

 

「昨晩、子より明日は早く帰ってきてほしい、嫌な予感が、とか」

 

You Tubeで11日は地震があると予言している、から」

 

「やれやれ、中間試験勉強で少し不安定だ、予とはグズグズするとの意あり」

 

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水曜日の朝、通勤

 

「小雨、やはり眠たい、早く寝てはいるが、疲れが溜まっている」

 

「駅のトイレ、何処も扉が開かない、この間、私は好きではない」

 

「亡父の遺影に毎朝語りかける、今朝は、やんちゃ顔、はて?」

 

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水曜日の午後、帰宅中

 

「晴れ、青空を見ながら、冷凍チャーハンとキムチを思っている」

 

「あと二日、昼休みは爆睡した、疲れは溜まり、お腹は空いた」

 

「電車内、犬のようなくしゃみをする人がいる、ずっとしている、きっと中身は犬に違いない」

 

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水曜日の午後、出発待ち

 

「空を見ている、いかそうめんが心に浮かぶ、小樽で食べた」

 

「札幌ビール園で食べたジンギスカンと生ビールを思う、美味かった」

 

新千歳空港、濃厚味噌バターラーメンにんにくマシマシは美味かった、十数年前なので、今は知らない」

 

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木曜日の朝、曇り

 

吉川幸次郎先生の論語を読んでいる、面白い」

 

「肝心な部分は、「拙書、中国の思想に述べた」との記述も面白い」

 

「さっそく、吉川幸次郎先生の本を買わねばなるまい」

 

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木曜日の朝、通勤

 

「子の試験勉強上手く行かない、思い返せば、父も成績優秀とはほど遠い」

 

「子の人生だ、説教は止めよう、最初だし挽回は出来る余地はある」

 

「向き不向きはある、健康で学生生活を満喫してくれれば、と」

 

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木曜日の午後、小雨

 

「あと一日、長かった、今週は疲れた、疲れた、週末だ」

 

「目を閉じて、側道の水を切るタイヤの音を聴いている」

 

「アナウンスが流れ、踏切音、そして電車がホームへ、目を開ける」

 

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木曜日の午後、帰宅中

 

「脱メガネなので、日常ほとんどが見えていない」

 

「書類とパソコンが見えさえすれば困らない、音に注力している」

 

「音の大小、距離感、様々な連なりから空間を感じ、世界に触れている」

 

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金曜日の朝、晴れ

 

「古本屋ネットで遊んでいる、孟子でいくつか読みたい本あり」

 

「無駄遣いは止めよう、金谷治先生の本がある」

 

孟子好きが、孟子好きの為に書かれた、孟子愛に溢れる、孟子原理主義者の為の書、根本に帰ろう」

 

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金曜日の朝、通勤

 

孟子を幾冊か持っている、どちらかといへば、批判的な訳者が多い」

 

「是は是、非は非で中庸に則した見方考え方、と理解は出来る」

 

「しかし、私のような凝り偏った考えを持つ孟子原理主義者には、不満だ、称賛以外に何があろうか」

 

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金曜日の朝、乗り換え

 

「もちろん、論語あっての孟子であり、根本は孔子にある」

 

「先生から、孟子とは儒学の雄であり、中庸に欠ける面があると教わる」

 

「しかし、論語を学べば学ぶほど、孟子が面白い、ますます好きになる」

 

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金曜日の午前、小雨

 

「2010年、Twitterを始めた頃は、アリストテレスに夢中になっていた」

 

「故に、Twitter名を決めた、ある友に語っていた時、質問された」

 

アリストテレスはわかった、で、自分はどう思うのか、…答えられず」

 

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金曜日の午前、ひと休み

 

ストア哲学ならこう答える、悲しみの中に可笑しみすら感じさせる「真理」に共感したから」

 

「少し違うが、ホメロスイリアスなら、料理の描写でひたすらお腹が空くから」

 

アリストテレスは、残念ながら文章のまましか述べれない、自分はどう思うか、が、欠けていた」

 

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金曜日の午前、雨

 

「結局は、かのアリストテレスを学んでいる、ことに酔っていたとしか」

 

「本棚には、あれから12年眠っている、今夜は久方ぶりに読んでみよう」

 

「中身ではなく外見を唄うとは、なんと恥ずかしきこと(他にもないか、こっそりと自省してみるとしよう)」

 

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金曜日の午後、雨

 

「駅に向かう傘の色を見ている、色的には面白くはない、黒か透明ばかり」

 

「和傘があってもいい、傘キャップも自分でなければ問題ない」

 

ショッキングピンクの傘を見かける、…やはり黒か透明が良さそうだ」

 

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金曜日の午後、電車車内

 

「目の前に赤い服を着た男性が座っている、大きなため息をついている」

 

「繰り返し、ため息をついている、はあああああ、と繰り返している」

 

「ため息とは、実は楽しいことではないか、と冷静に考えている」

 

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金曜日の午後、電車内

 

「赤い服を着た男性、バッタのような動作で足を床に叩きつけ、パンっと音を立てた」

 

「周囲の乗客の間で緊張が走る、おもむろに立ち上がる、そして人を押し退けて扉に向かう男」

 

「扉が開き姿が消えた、ため息をつく乗客たち、やがて何ごともなく終着駅に電車は着いた」

 

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土曜日の朝、ウオーキング

 

「雨上がる、六日ぶりに森を歩いている、ただ歩いている」

 

「猫の声、小鳥のさえずり、長靴の擦れる音、坂を上り荒くなる息」

 

「街と人の音、匂いにはうんざりだ、森の中でゆっくりと深呼吸をした」

 

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土曜日の朝、曇り

 

「穏やかな時、ただ歩む、森とはなんと美しいことか」

 

「子は中間試験の勉強、父も論語の写経をする」

 

「ばら園のバラが咲いている、辺り一帯にバラの香り」

 

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土曜日の午前、曇り

 

「先生がブログを加筆された、礼を方程式の解法のように説かれている」

 

「自分の中で礼がつながる、突き詰めれば内面から発すること、三綱領が浮かぶ」

 

儒学を学ぶとは、中々苦しいもの、しかし私には先生との縁を得た、ありがとうございました」

 

#自由律

 

土曜日の午後、晴れ

 

「バッハ、イギリス組曲2番を聴きながら森を歩いている」

 

「映画、シンドラーのリストを初めて観た、途中、この曲が弾かれていた」

 

「最後のシーンが印象深い、ウクライナ戦争を思い、心が沈む」

 

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土曜日の夕方、ウオーキング

 

「高校生の時、独り、自室で音楽バトルをした記憶がある」

 

「同じ音量で、作曲家別に二曲同時に流し、旋律が頭に残った方が勝ち」

 

「一位はずば抜けてバッハ、二位はモーツァルト、思えば根暗な高校生だ、当時はクラッシック音楽に没頭していた」

 

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土曜日の夕方、晴れ

 

「当時は田舎の一軒家だったので、窓ガラスが揺れるくらいの大音量で聴いた」

 

マーラー交響曲7番や9番とか、吸い込まれて、そのまま帰ってこれない位の勢いで没入する」

 

「特にショスタコーヴィチは、巨大な音の構造物の中を彷徨うような感があり、今もよく聴く」

 

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土曜日の夕方、肌寒し

 

「五十を越えてからは、ベートーヴェンピアノソナタばかり聴いている」

 

「演奏は、最後はバックハウスに戻る、ケンプもいい」

 

「父は晩年、ヘンデルをよく聴いていた、風呂でも曲を流していた」

 

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日曜日の朝、曇り

 

ウオーキングを始めて15ヶ月、去年を振り返りながら歩いている」

 

「森の変わり行くさま、雲の流れは変わらない」

 

「五十から始めた学問の道も続いている、ただ、白髪は増え、子は中学生だ」

 

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日曜日の朝、午前七時

 

「歳を重ねることも悪くない、積み重ねた分だけ背伸びする必要がなくなった」

 

「二十年をブラック企業に勤め生計を立てたが、今は転職し穏やかな日々を得た」

 

「人生万事塞翁が馬、手放すことによって得ることもある、無駄な苦労は少ないが決断は必要だ、本当に」

 

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日曜日の朝、森の中

 

「我執をいくつか手放して、ただ道を歩いている」

 

「手放せば手放すほど、身も心も軽くなる」

 

「年相応の重荷がある、子は大変だ、これから山のように背負う、背負っていく、今、その為に学んでいる」

 

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日曜日の朝、マクド新装中

 

「今、なにが辛いといえば、往復三時間弱の通勤時間か」

 

「この時間ほど無駄はない、乗り換えもあり本もゆっくり読めない」

 

「人混みで過ごすことが苦痛だ、人にうんざりしている、まあ、勤め人である以上仕方ない、これも塞翁が馬」

 

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日曜日の朝、午前八時

 

「前職を共にし独身のKさんは転職時に今までにキャリアを捨てた」

 

「人の上に立つのは懲り懲りだと、呑み会の時に笑っていた」

 

「私も同意する、が、養わなければならぬ家族がいる、これも仕方ないこと」

 

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日曜日の朝、ウオーキング

 

「生きていれば、仕方ないこと、ばかりが重なる時もある」

 

「仕方ないこと、を、可笑しみと取るか悲痛にくれるのか」

 

「ひと本、自らを通すのみ、「最後まで戦え」、墓場まで持っていく言葉」

 

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日曜日の朝、午前九時

 

「戦い方はいくらでもある、全力で逃げることも戦いだ」

 

「大切なものを守る為に、恥もかき、外見もかまわない、目的と目標は違う」

 

「ただ、可笑しみ、ユーモアは失ってはならない、どんな修羅場でも何処か可笑しみは忘れてはいけない、と、心から思う」

 

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所感)

■中間試験勉強

子が苦しんでいる、明日から試験だ。

我が子はメンタルが豆腐なので、ストレスで肌も掻いている。

日中、思い詰めたかのようにラグビーボールを抱えて公園に出かけては、スッキリした顔で戻る。

ラグビーの練習をするのが楽しくて仕方がないらしい。

そして、親に似て勉強らしい。