四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第三十五章


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日曜日の夕方、ウオーキング

 

「歩いている、己を、直くする為に歩いている、ただ歩いている」

 

BBCのドキュメンタリーを観ていた、何故か心が重い」

 

「独楽(コマ)は、回るからこそ立っている、回せれる限りは回せ(駄目なら、大モーションで大声をあげながら倒れてやろう)」

 

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日曜日の夕方、ベンチ

 

「思い出した、私は自己中で嫌な奴で、自分さえ良ければ満足な正直者だ」

 

「危うく、いい人になるところであった、危ない危ない」

 

「キャラはぶれてはいけない、頑固親父でもあるし、尻に敷かれているし、友人にはとても我儘な男だ」

 

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月曜日の朝、通勤

 

「重い心、鈍い身体、曇り空、下りホームには、白、紺、黒、鼠色の服」

 

「車内、一様に下を向いて座る乗客たち、無言、強制労働に赴く囚人の様」

 

「そうか、当分祝日がないんだ…、今週も五日出勤、同じことの繰り返し」

 

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月曜日の朝、電車内

 

「今年は祭りがあるらしい、夏には帰省しよう」

 

潔癖症とはほど遠いが、バッグを床には置かない、目前に立つ人は置いている、それでは忘れかねないのでは」

 

「車掌室の無線連絡が止まらない、なにかあった様、車内放送は平静な声」

 

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月曜日の午後、通勤

 

「上空をヘリコプターが通り過ぎた、乗ったことは未だない」

 

「子の中間試験、打ちひしがれている模様、同じく親も」

 

「電車の音を聞きながら強烈な眠気、一瞬意識が飛ぶ、疲れている」

 

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月曜日の夕方、満員電車

 

「白シャツ男が横に座っている、大きく脚を組み、通路に足を出している」

 

「さらに、右肘を隣席へ伸ばし、左手を座席に置いた」

 

スマホゲームを一心不乱にしている、白い靴、緑色のポシェット、十代後半から二十代前半、小太り、髪はポマードで光っている」

 

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火曜日の朝、通勤

 

「普通の人とは、なんと難関なことか、多くの人は普通ではないのに」

 

「定職、自宅、家族、健康、学歴、教育、体重…いずれも普通であるには敷居が高過ぎる」

 

「富の集中と多くの貧しい人たち、何処かには居るらしい普通の人、タワーマンションとか」

 

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火曜日の朝、曇り

 

「ひらくドアには、誘惑が潜む、通勤路の途中駅に降りる誘惑」

 

「喫茶店でモーニング、のちスーパー銭湯とか、いや映画も良い選択だ」

 

「あれこれ思いながらも、歩みは着々と会社へ向かう、そう、私は自称普通の人なのだ、あくまで自称だが」

 

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火曜日の朝、

 

「むかし妻子を残し53日間入院した、前後合わせると113日、毎朝、出勤する人たちを病床の窓から眺めた」

 

「今朝はどうもネガティブだ、子の中間試験の出来、増えた体重、トイレから出られない悪夢、重なったお陰か」

 

「三十分後、笑顔で挨拶している、何くわぬ顔で、きっと」

 

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火曜日の夕方、通勤

 

「誰にとっての「いい人」であろうとするのだろうか」

 

「謙遜とは、礼に立ち戻り仁を得ることをいう、人に阿ることではない」

 

「自らにとっての「いい人」とは、天の為に、自らの仁を押し広げることに他ならない」

 

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水曜日の朝、通勤

 

「ありのままを言葉にすること、種田山頭火を読み、自由律を始めた」

 

「原点に帰ろう、最近、言葉を考え過ぎる、今、そのままで良い」

 

「子の中間試験終わる、社会と国語がアカンらしい、結果待ち」

 

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水曜日の朝、駅のホーム

 

「座って電車を待っている、下り電車は既に行った」

 

「ふと、視界に映る大空に、覗き込む大きな顔のイメージ」

 

「仏様か、科学者か、視点替えれば蟻塚の蟻ひと匹、人か蟻か似たようなもの」

 

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水曜日の朝、晴れ

 

「昨夜、モーツァルトピアノソナタ第12番 ヘ長調 K. 332をCDで聴く」

 

「記憶に残る限りでは、初めて夢中になったクラッシック音楽だ」

 

「子と同じ12歳の時、暇さえあれば父の集めたレコードを聴いていた」

 

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水曜日の朝、乗り換え

 

「当時、アマデウスという映画がTVで放送され、クラッシック音楽を身近に感じる」

 

「観る者をサリエリの視点にさせ、サリエリの述べる曲の解説が心地よく、クラッシック音楽の世界へ誘われた」

 

「父のレコードでモーツァルトの全集があり、以来、今現在も姿をCDに変えて聴いている」

 

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水曜日の夕方、通勤

 

「最近食べすぎだ、ベルトの穴がまた一つ、腹いっぱいが大好きだ」

 

「穏やかな生活の中に埋没している、諦める、とは太ることらしい」

 

「年老いると選択肢が限られる、そして、現実と向き合えるようになる」

 

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水曜日の夕方、乗り継ぎ

 

「心が、何かを頼りにすることにうんざりしている」

 

「気付けば、自ら立っていた、白髪、肥満、貧乏の現実とともに」

 

「ただ学問の道あるのみ、孟子を吟じ論語を写経する、ここが私の立ち位置だ」

 

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木曜日の朝、通勤

 

「朝、少し早く起きたので孟子を読んでいた、明治書院版は良い本だ」

 

「仁は人の心なり、義は人の路なり」

 

孟子の、凛とした言葉に心が引き締まる、他に何があろうか」

 

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木曜日の朝、乗り換え

 

「ホームで若い男性が柱を抱えて泣き喚いている」

 

「駅員さんが二人きて、両脇を抱えて何処かに連れていった」

 

「茶髪、上下黒色の服、二十代前半、手荷物はコンビニの袋」

 

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木曜日の夕方、通勤

 

「腹が立つからといって、感情のままに暴れる人は(普通は)いない」

 

「しかし、他人に不快感を与える人は(あちこちに)いる」

 

「睨む、怒鳴る、無視、逃げる、と四択あるが、経験上は無視が一番良い」

 

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木曜日の夕方、乗り換え

 

「仁とは、とてつもなく大きく、深く、全てを包み込むもの」

 

「自らを修めること、自らの仁を広げること」

 

儒学の三綱領とは、明明徳 (明徳を明らかにする) 、親民 (民を親しく愛する) 、止於至善 (至善に止まる) 」

 

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金曜日の朝、通勤

 

「今朝も早起きして孟子を読んだ、万人平等とは尊い、仁の広がりだ」

 

ラグビー部に入り、日々逞しくなる子、というかふてぶてしい」

 

「帰宅して、晩飯を食べて寝ている、予習復習はどうなったのであろうか」

 

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金曜日の朝、曇り

 

「ホームの床に男性が座っている、二十代前半、痩せ型、長髪、星玉模様の白シャツ、黒皮靴」

 

「呆然と目前を見ている、目に生気は無い、と、長い髪を首で振り上げて、ひょろりと立ち上がった」

 

「コツコツと音を立て電車に向かう、二人掛け奥の席に座った、麒麟とか」

 

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金曜日の夕方、通勤

 

白パン、グラサン、四十代、見かけチャラいが、背中が語る人を見た」

 

「何百人もの人生を背負っている雰囲気だ、並の人ではあるまい」

 

「年に一、二度見かける年もある、傑物とは稀にいる、最近は超レアだ」

 

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金曜日の夕方、曇り

 

「今日は病院へ、健診の結果悪く再診へ、痛いのは嫌いだ」

 

「のち呑み会へ、七時開始、今回は海鮮居酒屋らしい」

 

「今、連絡橋でテレビ局のカメラが撮影していた、背中は映ったぞ」

 

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金曜日の夕方、病院

 

「相変わらず、誰もいない、すぐ診てもらえるのがありがたい」

 

「先代のお祖父ちゃん先生からの付き合いだ、若先生は人はいい」

 

「若先生は、すぐ検査や、ちょっと点滴が多く、薬も山のように処方する」

 

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土曜日の午後、曇り

 

「二日酔い、久方ぶりに楽しかった、バカ話に花が咲く」

 

「ニ時頃に終わる、最後はショットバーで乾杯する」

 

「血圧135/98、やはり下が降がらない、日中はアマプラで韓国映画を観ていた」

 

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土曜日の夕方、ウオーキング

 

「投薬治療の前に、無駄な足掻きでバタバタしてみるとする」

 

「禁酒→断酒、脱お菓子・菓子パン、減塩、減量、運動を増やすこと」

 

「子の身長が伸びている、私服のズボンが小さくて履けないらしい」

 

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土曜日の夕方、二日酔い

 

「呑み会でKさんと話す、この人も相変わらず一つに徹している」

 

「メンバー皆健康であり、一人、肥満で高血圧で投薬治療だ、これはいかん」

 

「仁に関して、酒盃を交わしつつ滔々と語り合う、又、義と正義に関して討論となる」

 

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日曜日の朝、ウオーキング

 

「血圧139/89、やはり生活改善する余地はある」

 

「三ヶ月は頑張ろう、駄目なら投薬治療を検討へ」

 

「禁酒と脱お菓子を二本柱に安易に投薬を勧めない地元医を探す」

 

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日曜日の朝、晴れ

 

リムスキー・コルサコフop.35を聴きながら朝靄の森を歩いている」

 

「新たな目標が生まれ、なんとなく楽しい、是は是、非は非」

 

「戦うことは大好きだ、頭は悪いが行動とは真っ直ぐあるのみ」

 

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所感)

■128/84

血圧に関しては朗報がある。

金曜日の夜に、古い友人たちで集まり朝方まで酒を呑み交わした。

Sさんという人がいる。社会人野球チームの監督をしていて、若年より高血圧で苦しんだらしく、血圧を下げる❝奇妙な踊り❞を教えてもらう。

今朝、起床時は血圧は142/94、そこで、教えてもらった❝奇妙な踊り❞のち計測すると、128/84。

Sさんは、健康診断の血圧測定前には、必ず踊るらしい、面白い人だ。

ネタばらしをすると、要は、姿勢を正して胸を開く動作を繰り返す。

何か、本質をごまかしている気はしないでもないが、要は、生活習慣を変えることがポイントだ。

さっそく、始めた、決めたからには行なう。