四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 No.156

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○月曜日の朝、電車内

「アルコールの臭い、朝帰りか抱き合って降りるカップル、ざわついた雰囲気」

「昨夜、沿線でイベントか何かあったらしい、疲労感が漂っている」

「隣に座る人、背筋正しくやたら音を立てながら新聞を読む、嫌いなタイプだ」

#三行詩 20241021

 

○火曜日の朝、通勤

「原チャに乗せられて川辺で遊び、先に妹を家へ」

「せせらぎの音、匂い、暗い川辺で一人、迎えに来る父を待っている」

「幼少期の記憶が甦る、ゲゲゲの世界は存在する」

#三行詩 20241022

 

○水曜日の朝、通勤

「自らに省みること、私の根本は外界にはない」

「父母から受けた慈愛を根本に、内から外へ広げること、慎み深さ、礼儀と節度、日常での実践こそ」

「内なる孔夫子はいわれる、善き哉、善き哉と」

#三行詩 20241023

 

○木曜日の朝、通勤

「未来の夢をみた、近未来的、不眠、不妊、人口激減、穏やかな終末世界」

「人がいない都市はAIが管理、整然と」

「電車が不要、性別が五種、不老、甦る自然、滅びゆく世界から目覚めた」

#三行詩 #夢 20241024

 

「滅亡の原因は、戦争でもなく、疫病でもなく、隕石でもなく、宇宙人でもなかった」

「子が生まれない、ただ、それだけ」

「医療の進歩は不老ですらもたらした、ただ不妊は解決出来ない、人類の寿命は尽きたのだ」

#三行詩 #夢の続き 20241024

 

「AI革命により人類は、遂に労働からも解放された、格差、貧困、差別が無い世界」

「永遠のパラダイスに人は心病み、生きることが苦痛へ、死を求めだすのは必然かも知れない」

「一斉に、人々が目覚める予定のないコールド・スリープに入り、地上はAIと変り者の世界へ」

#三行詩 #夢の続き 20241024

 

「地上に残った人集まる、何をして遊ぼうか、最初の10年はガンダム一年戦争設定に決まる」

「好きなキャラにコスプレし、リアルMSを操縦(AI)して戦うのだ」

「赤色のMSが多すぎる、壮大な宇宙戦に時を忘れて楽しむ、しかし10回目は飽きた、次へ」

#三行詩 #夢の続き 20241024

 

「地上に残った人集まる、何をして遊ぼうか、次の十年はSMB設定で行こうではないか」

一年戦争設定の横にコースが作られる(AI)」

「天井上を走ってワープ土管へ、無限1UP、収集がつかない、次へ(AI)、次へ(AI)、次へ(AI)」

#三行詩 #夢の続き 20241024

 

「地上、月、地下、あらゆるところにゲーム、映画、小説の設定スタジオばかりの世界」

「地上に残った人集まる、全てし尽くした、最後はフォートナイトで終わらそう」

「そして唯一無二の勝者は、誰もいなくなった世界で勝どきを上げ、笑い、泣き出した、永遠に」

#三行詩 #夢の続き終わり 20241024

 

○金曜日の朝、通勤

「思いは言葉、言葉は望み、望みはその人、人の思いとは何だろう、火宅に気づかない」

「お金が欲しい、権力が欲しい、名声はまだか、選挙で当選したい、、、もはや収集がつかない」

「それでも最後はシンプルな名目に辿り着く、神仏とか、家族の名前、父母を呼ぶ幼子の声」

#三行詩 20241025

 

○金曜日の午前、一休み

「私は偽善者である、これは真であるが、では悪人なのか、これは否だ(と信じている)」

「私は独善的である、これは是であるが、では忖度しない人なのか、これは非だ(当然だ)」

「しかし主体的生き方とは、偽善や独善を肯定する、悪や忖度すら内に含める、要は手段に過ぎない、善いことをするのだ」

#三行詩 20241025

 

○土曜日の夜、自宅

「ゲームをしていて、映画を観ていて、昔から思うことがある、何故、逃げるのだろう」

「無双なのだから留まり敵は皆殺しにすればよい、強いのはどちらか明らかではないか」

「敵こそ恐怖なのだ、たった一人にこと如く全滅させられる、神話とはそういうものか」

#三行詩 20241026

 

○土曜日の夜、自宅

「恐怖とは何か、一方的意思表示・方法の無抵抗、且つ強制的な受け入れ、そして絶望」

「ならば、望まれるべき主人公、正義とは何だろう、破壊と暴力の神よ、哀れみを敵に与えよ」

「大いなる歓喜、力の解放、圧倒的な勝利、戦え蛆虫(勇者)どもよ、皆殺しの賛歌を歌え」

#三行詩 #怒り 20241026

 

「悲しみは癒える、哀しみは忘れる、だからどうした、悲哀は常にここ(心)にあるぞ」

「私たちは暴力を憎む、人殺しを忌む、戦争を嫌悪する、独裁者を否定する」

「弱者の歌を歌おう、国中で歌おう、怨嗟の泣き声を世界に響かせよう、地響きを鳴らせ」

#三行詩 #戦争反対 20241026

 

所感)

■リニューアル

これまで時系列で書いていた三行詩と儒学を、別にした。

儒学は、論語の2周目の意訳に取り組んでいるが、リニューアル後、別に分けた方が章句の全体像を確認出来るので集中しやすくなった。

三行詩は、儒学に力を置いている為、今後は最低でも2週間に一度、或いは一ヶ月に一度になるかも知らない。

しかし、これまで続けてきたものを途中で切るのは忍びない、故に継続しようと思う。