四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

三行詩 第百一章(子張第十九)

○月曜日朝、8月21日、通勤 「子夏の門人、交わりを子張に問う。子張曰わく、子夏は何をか云える。対えて曰わく、子夏曰わく、可なる者はこれに与し、その不可なる者はこれを距めと。子張曰わく、吾が聞ける所に異なり。君子は賢を尊びて衆を容れ、善を嘉して…

三行詩 第百章(微子第十八)

○日曜日の午後、8月13日、自宅 『過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目になります。/ヴァイツゼッカー』 「図書館で、戦中・戦後史の本をかりる、このお盆休みに腰を据えて読もう」 「思想は左右別れるも、戦争を繰り返すな、若い人はしっかりと勉…

三行詩 第九十九章(微子第十八)

○日曜日の午後、8月6日、自宅 「子曰く、唯だ女子と小人とは養い難しと為す。これを近づくれば則ち不遜。これを遠ざくれば則ち怨む。陽貨二十五」 「孔夫子はいわれた、小人とは扱いにくいものだ。優しくして近づけると無礼になり、疎遠にして冷たくするとこ…

三行詩 第九十八章(陽貨第十七)

○日曜日の夕方、7月30日、ウオーキング 「子曰く、道に聴きて塗に説くは、徳をこれ棄つるなり。陽貨十四」 「孔夫子はいわれた、中途半端に得たものを人に説く、徳を捨てるようなものだ」 「学問の道とは、自らどう思うかまで掘り下げて初めて門が見える、学…