四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第百一章(子張第十九)

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○月曜日朝、8月21日、通勤

 

「子夏の門人、交わりを子張に問う。子張曰わく、子夏は何をか云える。対えて曰わく、子夏曰わく、可なる者はこれに与し、その不可なる者はこれを距めと。子張曰わく、吾が聞ける所に異なり。君子は賢を尊びて衆を容れ、善を嘉して不能を矜れむ、我の大賢ならんか、人に於いて何の容れられざる所あらん。我の不賢ならんか、人将に我を距まんとす。これを如何ぞそれ人を距まんや。子張三」

 

 

「子夏の門人、人との交わりについて子張に問う。子張はいう、子夏は何と述べたか。子夏の門人はいう、子夏先生は、善い人と親交を持ち、善くない人は拒絶せよといわれました。子張はいう、それは孔夫子から聞いた話とは違う。」

 

「君子は賢明な人物を尊び、一方で未熟な民をを受け容れ、善人を賞賛し、善を行う能力のない者を憐れむものだ。自らが非常に賢い人物であれば、誰にでも受け容れられる。仮に、自らが優れた人でないなら他人から拒絶されるものだ、どうして自ら拒絶する必要があろうか」

 

論語

 

○月曜日の朝、乗り換え

 

「バタバタした日曜日であったし短気を自覚するも、深呼吸して穏やかに収めた」

 

「自宅ネット回線を換えたが8倍早くならず10倍遅くなる、即日クーリング・オフへ」

 

「子の新しいスマホ、見守り設定が出来ず全て迷惑メールへ、理屈が不愉快なり」

 

#三行詩

 

「夕方、妻と魚べいへ、お寿司を食べて冷酒を呑んで機嫌を直す」

 

「子には焼き肉屋さんの牛タン弁当を買ってかえる、喜んでいた」

 

「出費重なるも、不愉快を持ち越すくらいなら安いもの、食べればご機嫌さんだ」

 

#三行詩

 

○月曜日の夕方、通勤

 

「子夏曰わく、小道と雖も必ず観るべき者あり。遠きを致さんには泥まんことを恐る、是を以て君子は為さざるなり。子張四」

 

「子夏はいう、小さな一芸一能の道でも到達出来る境地がある。そして、究極までその道を極めれば、その一芸一能からは離れるものだ。一方、君子は一芸一能には行かず、最初から究極の道を目指すのだ」

 

中島敦名人伝の後半にある、『ああ、夫子が、――古今無双の射の名人たる夫子が、弓を忘れ果てられたとや? ああ、弓という名も、その使い途みちも!』を思い出す」

 

#論語

 

○月曜日の夕方、乗り換え

 

「今日は気疲れする、内容が良くないように思えるが考え過ぎだろう」

 

「一つに取り掛かると他所が見えない、故にその度に中断し、また集中の繰り返し」

 

「チョロQと似ている、10円玉ウイリーで、後先なしに進むのが好きだ」

 

#三行詩

 

○火曜日の朝、通勤

 

「子夏曰わく、日にその亡きところを知り、月にその能くするところを忘るること無し。学を好むと謂うべきのみ。子張五」

 

「子夏はいう、毎日、自らの知らないことを知ろうとし、毎月、知ったことを忘れないようにする。学問を好むといえる」

 

「毎日継続する、大変なこと。毎月振り返る、至難の業である。要は好きになることが無ければ続かない。明確な目的を決め、細い目標を刻むこと」

 

論語

 

○火曜日の朝、電車内

 

論語書き下し文の意訳もあと少し、次に少し迷いあり」

 

論語白文意訳の予定なれど、老子か中庸もどうかと迷う」

 

「目的は、自らを磨くことだ、やはり毎日論語を振り返ろうと思う」

 

#三行詩

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○火曜日の朝、乗り換え

 

「旅行者が多い、来た人行く人帰る人か意外と分かり良い」

 

「手荷物、疲労の有無、服装のシワ加減、歩き方、表情、会話、雰囲気」

 

「要は関西(地元)人かどうか、観光客は明らか過ぎる、トーンが違う」

 

#三行詩

 

○火曜日の夕方、通勤

 

「子夏曰わく、博く学びて篤く志し、切に問いて近く思う、仁はその中に在り。子張六」

 

「子夏はいう、広く学んでしっかりとした志(目的)を持ち、真剣に問いを重ね、身近な問題として考える。仁はこの中にある」

 

「仁徳とは壮大な帝王学や英雄的行為の内にではなく、毎日の生活において、自らを誠にして人を思いやり(忠恕)、善い行いを実践することにある」

 

#論語

 

○火曜日の夕方、乗り換え

 

「顔は蒼白となり大汗をかく、暑さに負けている、残るのは食欲だけだ」

 

サイゼリヤで飲んだスパーリング白ワインのことを考えている」

 

「残念ながら未だ火曜日だ、混んでいる電車内で暗然としている」

 

#三行詩

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○水曜日の朝、乗り換え

 

「旅行者のトランクにSingaporeのシールがあり、所作からして旅慣れているようだ」

 

「眠け、冷や汗、体調良くないのでデスクワークでいこう」

 

シンガポールは一度行ったことがある、マーライオン、インド人街、綺麗な都市だ」

 

#三行詩

 

○水曜日の夕方、通勤

 

「子夏曰く、小人の過つときは必ず文る。子張八」

 

「子夏はいう、小人とはミスをしたときに、必ず誤魔化そうとするものだ」

 

「君子もミスをしない訳ではない、ミスがあれば責任を認め、謝罪し、本来の正しき言葉・行いに速やかに戻れるが故に君子なのだ」

 

#論語

 

○水曜日の夕方、乗り換え

 

「ライムグリーンの短パンに、ピンクのアロハシャツ、白い運動靴を履いている初老の男性」

 

「意外と似合う、白のワイシャツに黒か紺のズボンの我が身より楽しそうだ」

 

「今度、子に買ってあげよう、おしゃれなら親子ペアルックも素敵だ(子は嫌がるだろうが‥)」

 

#三行詩

 

○木曜日の朝、通勤

 

「子夏曰わく、君子に三変あり。これを望めば儼然たり、これに即けば温やかなり、その言を聴けば厲し。子張九」

 

「子夏はいう、君子、三つの変化あり。遠くから見ると厳然としている。近くに見ると穏やかである。その言葉を聴くと厳粛である」

 

「自らには厳しく、接する人には温和で、言動は寡黙で質実剛健である」

 

論語

 

○木曜日の朝、電車内

 

「混み合う車内で、人を押しのけて車両を移動する人あり、理解に苦しむ」

 

「子、例の如く夏休みの宿題に追われている、昨夜は悲壮な顔をしていた」

 

「今日は研修でお弁当がでる、毎回のり弁スペシャルであるが、嬉しい」

 

#三行詩

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○木曜日の朝、乗り換え

 

Star Warsのロゴが全面にプリントされたトランクを引く旅行者あり」

 

「例の音楽が頭に鳴り響く、刷り込みとは一生続くのだろう」

 

「やはりエピソード4〜6が強烈だ、6は映画館に観に行った、1983年だ」

 

#三行詩

 

「前年、1982年に映画E・Tがクラス中の話題となる」

 

「確か小学5年生の頃で、映画館に観にいった友人が泣けると自慢していた」

 

「結局、数年後TVで観た、面白いが泣けるシーンはなく、何が涙腺を刺激したのか今だに分からない」

 

#三行詩

 

「記憶に残る、一番古い映画は2001年宇宙の旅だ、梅田OS」

 

「幼い頃で、劇場の臭いと暗い映画館、赤いスクリーン、意味の分からない内容に吐いた、あの臭いは今だに覚えている」

 

「他には宇宙戦艦ヤマトの白色彗星編や、銀河鉄道999に感動した、母に連れられて観にいった記憶がある」

 

#三行詩

 

「子とは名探偵コナンドラえもんを観に行った記憶はあるが、腰を痛めてから映画館で座ることが苦痛になる」

 

「子は妻に任せ、本屋巡りや立ち呑みで軽くひっかけて映画終了を待つのが気楽でいい」

 

「一番好きな映画はラストエンペラーで、今だにたまに観る、DVDは専用機と化している」

 

#三行詩

 

○木曜日の夕方、通勤

 

「子夏曰わく、君子、信ぜられて而して後にその民を労す。未だ信ぜられざれば則ち以て己を厲ましむと為すなり。信ぜられて而して後に諌む。未だ信ぜられざれば則ち以て己を謗ると為すなり。子張十」

 

「子夏はいう、君子は民に信頼を得てから民を使役するものだ。信頼のない関係で民を使役すると、民は政に不信、反感を抱いてしまう。また、君子は君主の信頼を得てから諫言するものだ。信頼を得ていないのに君主を諌めれば、君主は自分を誹謗していると思うものだ」

 

「信頼を得るとは、自らを誠にせねばならない、相手を思いやらねばならない。そこに私利私欲があれば誠は嘘・いつわりへ、思いやりは媚び・へつらいと化す」

 

#論語

 

○木曜日の夕方、乗り換え

 

「自らを誠にする、人を思いやるとは学問の道そのものに思う」

 

論語を繰り返し学ぶ、実践するとは忠恕、自らの仁徳を如何に広げるかにある」

 

「浅学非才の我が身でも貫き続ければ少しはマシになるのではないか、と信じている」

 

#三行詩

 

○金曜日の朝、通勤

 

「子夏曰わく、大徳は閑を踰えず。小徳は出入して可なり。子張十一」

 

「子夏がいう、忠孝といった大きな徳は、細かなこともその本質から遠ざかってはならない。一方、入室の所作等の小さな徳は、細かなことを多少間違えても問題はないものだ」

 

「時と場所と場合に即した言葉、行いを心がけること、小さなことに目くじらを立てて人を批判するのは、徳とは遠い」

 

#論語

 

○金曜日の朝、乗り換え

 

「重箱の隅をつつくような人がいる、自らを高く上げたい小人だ」

 

「人から良く思われたい、自らの才と努力を誇示し称賛されたい」

 

「何の為かがズレている、自らを磨く・仁徳を広げるのが儒学である」

 

#三行詩

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「小徳に囚われてはならない、人のミスをみれば自らを省みること」

 

「大徳が軽んじられ貶される世の中なれど、軽挙してはならない、自らの徳を厚くする、広げること」

 

「小徳は日常生活の規律・規範となり、大徳は治国平天下の礎とせねばならない」

 

#三行詩

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○金曜日の夕方、通勤

 

子游曰わく、子夏の門人小子、酒掃応対進退に当たりては則ち可なり。抑も末なり。本づくれば則ち無し、これを如何。子夏これを聞きて曰わく、噫、言游過てり。君子の道は孰れを先に伝え、孰れを後に倦えん。諸を草木の区して以て別あるに譬うべし。君子の道は焉んぞ誣うべけんや。始め有り卒わり有る者は、それ唯だ聖人か。子張十二」

 

子游はいう、子夏の門下生は、掃除や接客、儀式については優れている。しかし、これらは末梢的なことで、根本的なことは出来ていない。子夏はそれを聞いていう、子游こそ間違っている。君子の道とは何を先に教えて何を後に教えるかは学ぶ者の進捗による。」

 

「それは、草木の種類によって育て方が違うようなものだ。君子の道が、どうして同じ教え方で、全ての人に同じように押し付けることが出来ようか。初めから終わりまで一つの方法で貫けるのは、聖人だけだ」

 

論語

 

所感)

■土曜日の夕方

日頃使わないクレジットカードのポイントが残っていたので、錫製のぐい呑みを買う。

 

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金属なので重さも良し、片手で持つとピタリと手のひらに吸い付く。気に入った。

試しに良く冷やしたチューハイを入れて片手で持つと、びっくりするくらい器が冷たい。

そのまま口に運ぶと唇の冷たい金属の感触、美味し。

 

どうやら錫器とは相性が良いらしい、他の錫器にも興味津津だ。能作という錫器メーカーの無駄を省いた潔いデザインも気に入った。

貰い物の純米大吟醸を冷蔵庫で冷やしている。

今夜の晩酌が楽しみだ。