四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

三行詩 第百四十八章(顔淵第十二②)

○月曜日の朝、8月26日、通勤 非礼勿聴、非礼勿言、非礼勿動、顔淵一 (仁の行いとは)礼に非ざれば(見ない、)聴かない、言わない、行わないことだ。 「仁徳の道も極めれば仏僧の戒律のような厳しさに至る、生半可な学問で行えることではない(故に、孔門の…

三行詩 第百四十七章(顔淵第十二②)

○月曜日の朝、通勤 顔淵問仁、子曰、克己復礼為仁、顔淵一 高弟の顔回、仁を問う。孔夫子はいわれた、自らの弱さ、私利私欲に流れる心を(公正無私へ、そして忠恕へと)克服し、礼節(礼儀と節度=中庸)を以て物ごとを行うことにある。 「孔夫子の後継者た…

三行詩 第百四十六章(先進第十一②)

○木曜日の午前、8月15日、病院 子路使子羔為費宰、子曰、賊夫人之、先進二十五 (魯の大夫である季氏に重臣として仕えていた孔夫子の高弟である)子路、同門の後輩である子羔を(季氏の領地である)費の長官に任命する。孔夫子はいわれた、子羔は学問が足ら…

三行詩 第百四十五章(先進第十一②)

○日曜日の夕方、8月4日、ウオーキング 子畏於匡、顔淵後、子曰、吾以女為死矣、曰、子在、回何敢死、先進二十三 孔夫子、匡の難(衛の匡で、悪政の挙げ句に逃亡中の陽虎と間違われた孔夫子は、民に五日間包囲された)に遭われる。顔回、遅れてのち孔夫子と合…

三行詩 第百四十四章(先進第十一②)

○日曜日の夕方、7月28日、森 子張問善人之道、子曰、不践迹、亦不入於室、先進二十 子張、人を善足らしめる道を問う。孔夫子はいわれた、先王の教えを日々学び(日常生活で)実践する。これ以外に、どう、善に至る道があろうか。 「先王の道とは詩経、書経、…