四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

三行詩 第百二十三章(泰伯第八②)

○日曜日の午後、1月21日、自宅 詩云、戦戦兢兢、如臨深淵、如履薄氷、而今而後、吾知免夫、小子。泰伯篇三 曽子、傷のない手足を見せていう、詩経にこうある『戦々恐々として深き淵に臨みて、薄氷の上を歩むが如く』と。臨終を迎え、ようやくこの心配から離…

三行詩 第百二十二章(述而第七②)

○日曜日の午後、1月14日、ウオーキング 子曰、若聖与仁、則吾豈敢、抑為之不厭、誨人不倦、則可謂云爾已矣、述而篇三十三 孔夫子はいわれた、学問の道の目標とは、自らを聖人や仁者へと近づけることであるが、私は未だにそれらに及ばない。ただ、止まること…

三行詩 第百二十一章(述而第七②)

○日曜日の夜、1月7日、自宅 子釣而不綱、弋不射宿。述而篇二十六 魚釣りはしても網でさらうことはなく、弓で鳥を狩っても巣を狙うことを孔夫子はなさらなかった。 「のちの季氏第十六 に『孔子曰、益者三樂、損者三樂。』とある通り、釣りも狩りも君子の嗜み…

三行詩 第百二十章(述而第七②)

○月曜日の午前、1月1日、正月 子曰、三人行、必有我師焉、択其善者而従之、其不善者而改之。述而篇二十一 孔夫子はいわれた、学問の道とは、三人いれば必ずや師となる者に出会える。仁徳に優れた善き人であれば自らも倣い。私利私欲の悪き人であれば自らはど…