四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

三行詩 第百十四章(雍也第六②)

○日曜日の朝、11月19日、ウオーキング 子曰、伯夷叔斉不念旧悪、怨是用希。公冶長二十三 孔夫子はいわれた、周の粟を食べずと、首陽山に隠遁して餓死した伯夷・叔齊の兄弟は、清廉で且つ度量が大きく、人が過去に行った不仁を何時までも憎むことはなく、人か…

三行詩 第百十三章(公冶長第五②)

○日曜日の朝、11月12日、ウオーキング 子貢曰、夫子之文章、可得而聞也、夫子之言性与天道、不可得而聞也。公冶長十三 高弟の子貢はいう、孔夫子は、学問や道徳、先王の道については度々お話しされたが、人間とは何かや天に関してはほとんどお話しをされなか…

三行詩 第百十二章(公冶長第五②)

○日曜日の朝、11月5日、森 子謂南容、邦有道不廃、邦無道免於刑戮、以其兄之子妻之。 孔夫子、魯の家老である孟孫氏の子息、南容を評す。仁徳によって国が治められているのであれば厚く用いられるであろうし、仁徳が国に無くとも刑罰を受けるようなことはな…

三行詩 第百十一章(里仁第四②)

○日曜日の朝、10月29日、ウオーキング 子曰、見賢思斉焉、見不賢而内自省也。里仁十七 孔夫子はいわれた、人の仁徳の行いを見れば自らもそうなりたいと努め、不仁の行いを見れば自らにもその点がないか省みること。 「仁徳に基づいた礼節を日々、実践する君…