○日曜日の夜、10月9日、自宅
「礼記にあの原壤が現れた、相変わらずの礼を無視した野人ぶり、と」
「原壤の母が亡くなる、貧しい原壤の為に、孔夫子は葬式の世話や面倒を見られた」
「孔夫子の幼なじみであり、野人ではあるが何処か愛すべきものがあったのだろう」
#自由律 #礼記
○日曜日の夜、自宅
「楽とは、心から生まれ、心の様々を表したものが音楽だ」
「治世であれば穏やかな音色、乱世であれば怨み荒ぶる音色、楽とは、時の政を、民の心を表す」
「礼により尊び(お互いに気付き)、楽により親しむ、礼楽として合わせることが人欲を抑え天理の為に必要なのだ」
#自由律
○月曜日の朝、ウオーキング
「孟子の文章は格好良い、しかし刺々しさがあり、時に相手をへこましている」
「論語は穏やかで相手を包み込む、どちら仁であるか、やはり明白だ」
#自由律
○月曜日の朝、森の中
「子曰く、三人行めば、必ず我が師有り。述而二十一」
「優れた人に出会えば優れたところを取り入れ、劣った人に出会えば自らを省みる」
「師というものは、主は学ぼうとする自分にあり、出会いは客に過ぎない」
#自由律 #論語
○月曜日の朝、雨の振る森
「死の際まで横に置きたい本とはなんであろうか」
「気付く、頼るのは本ではない、何を以て生きてきたかを問うている」
「生ある限り学ぼうとする姿勢こそ解であり、最後まで学ぶ(戦う)のだ」
#自由律
○月曜日の午前、森の中
「進む(学ぶ)ことに疲れ、日々を食う寝る働くで終わる」
「別にそれでも生きていけるし、最後は同じ骨と灰だ」
「哲学、思想、宗教、他の拠り所には困らない、その中で儒学とは学ぶことだ、最後まで学ぶ」
#自由律
○月曜日の午前、ウオーキング
「途中マクドで朝食、何となく暖かい、三連休最終日」
「休日の日課に戻ろう、資格と儒学の勉強、夕方は子とラグビーの練習へ」
「金がないので何処も行かないが充実はしている、あとは嫁さんのご機嫌のみ」
#自由律
○月曜日の夜、ウオーキング
「連休最終日、更年期、原因不明ながらも心が晴れない、鬱なのか」
「経験値から言えば、こういう時は考えても無駄、無駄、無駄だ」
「することは簡単だ、ひたすら歩くのみ、心と身体が一つになるまで暗闇を歩き続けている、負けるのは嫌いだ」
#自由律
○月曜日の夜、ウオーキング
「ふと、前職で経営者からこっ酷いパワハラを受けたときを思い出す」
「深夜の大グラウンドで一人、朝の三時まで形意拳の五行拳を練習した」
「家族持ちとは、仕事で負けても心が負けてはいけない、最後まで戦え」
#自由律
○月曜日の夜、ウオーキング
「十数年前、アトピーで全身の皮が剥け、阪南中央病院に53日入院した」
「その時も、微風でも全身激痛ながらも病院の屋上で、三体式から始めた」
「私にとって、形意拳とは心の根底にある最後の砦かも知れない」
#自由律
○火曜日の朝、通勤
「誰か能く出ずるに戸に由らざらん、何ぞ斯の道に由る莫き。雍也十七」
「最近は、忠恕を疎かにして仁の徳を省みない人が多い、戸から家を出るようなものなのに」
「人としての基本的な心構えを省みない小人が、世の中で幅を利かすことを孔夫子は嘆かれた」
#自由律 #論語
○火曜日の朝、乗り換え
「人を人足らしめる礼もなく、自分さえ良ければ良い人を多く見かける」
「弱肉強食、弱者を自己責任と蔑む風潮がマスコミや政府ですら見かける」
「我は孔夫子の門に連なる者である、今日も自らの仁を広げ、周囲に忠恕を及ぼすのだ」
#人を蔑む→人を思いやる
#自由律
○火曜日の夕方、通勤
「君子に三畏あり。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人の言を畏る。季氏八」
「君子とは三つのことを畏れ尊ぶ、天命、大人、聖人の言葉」
「不条理な世の中ではあるが、人知を超えた天の存在を信じ、常に畏敬の念を忘れることはなかった」
#自由律 #論語
○水曜日の朝、通勤
「子曰く、詩に興り、礼に立ち、楽に成る。泰伯八」
「詩経を学び古えの良き時代を学び、礼に基づき自らを確立させ、音楽を聴き心の穏やかさを得る」
「孔夫子は、詩、礼、楽により人として大切なことを学ばれた」
#自由律 #論語
○水曜日の朝、乗り換え
「ふと、かけうどんが食べたくなったが、太るのでやめとこう」
「電車内で若いのが二人、奇声をあげて笑っている、イラ」
「早朝の通勤電車とは、生活に疲れた通勤客と電車音以外は静まり返るべきだ」
#自由律
○水曜日の朝、電車内
「資格勉強、スキマ時間も勉強に充てていく、通勤中は過去問アプリ」
「仕事中は、デスクにテキストを広げて空いた時間は目線はここ」
「帰宅して、自室に入ったら過去問を常に横に置く、四の五の言うてられない」
#自由律
○水曜日の夕方、通勤
「古者の言を出ださざるは、躬の逮ばざらんことを恥じればなり。里仁二十二」
「昔の人とは、一度口にしたことは必ず行う、これを成すに自らの命をも懸けた」
「故に、言葉は少なくして、自らの力を養うことに日々努めたのだ」
#自由律 #論語
○木曜日の朝、通勤
「益を求むる者に非ざるなり。速やかに成らんことを欲する者なり。憲問四十六」
「有能な人間になりたい、よりは早く一人前として認めてもらいたいと思っている子だな」
「村で見かけた子供をみて、孔夫子がいわれた言葉」
#自由律 #論語
○木曜日の夕方、通勤
「已んぬるかな、吾未だ能くその過ちを見て内に自ら訟むる者を見ざるなり。公冶長二十七」
「孔夫子はいわれた、どうしようもない、今の世で過ちを見て自らを省みる人を見たことがない」
「孔夫子をして「已んぬるかな」、と言わしめた世の中は今も続いている」
#自由律 #論語
○金曜日の朝、通勤
「曰く、人にして恒なければ、以て巫医と作るべからずと。子路二十二」
「人として穏やかで安定している所が無ければ、医師や巫人になるべきではない」
「別に孟子に『恒産なくして恒心なし』とあり、恒を人としての大切な資質とした」
#恒/常に安定している
#自由律 #論語
○金曜日の夕方、通勤
「寝ぬるに尸のごとくせず、居るに容らず。郷党二十」
「屍のように寝ることはないが、家に居る時は所作は正しくも寛がれていた」
「孔夫子の日常を垣間見ることが出来る、伸びやかな様子が伝わってくる」
#自由律 #論語
所感)
■論語
毎日二回、朝夕に論語の章句を読んで考えている。
結果(文章、自由律)ではなく、行動(考える)にこそ意味があると信じている。
古今、四字熟語や名言となった有名な章句ばかりではなく、日常の風景を述べた章句にも味わいが深く、じっくりと考えていきたい。