1)金曜日の朝、「駅のプラットホーム」
①いつもの人横に座る、反対ホームの人も定位置でくしゃみ一回、うん、順調。
② おや、左側の人がこない、いや少し遅刻、まあいいや。
③お互い顔見知り、会話は沈黙のみ、さあ次は、車内の定位置といつもの人たち、
さあ、いつも通りで行きましょう。
2)金曜日の朝、「梅田ダンジョン地上1階」
はなす:だれもいない。
たたかう:てきはいない。
どうぐ:
スマホ:
カメラ:つかう。
「ダンジョンのしゃしんをてにいれた。」
じゅもん:リレミト
「MPがたりない。」
3)金曜日の夕方、「良く生きる」
①良く生きるとは、明朗で先入観のない思考によって普遍的理性(ロゴス)を理解すること。
②良く生きるとは、全ての人は等しく世界は全てを内包していると知ること。
③良く生きるとは、今日を幸せだと思うこと。
4)金曜日の夕方、「年老いて思うこと」
年老いて思うこと、
酒を呑みすぎた、
ロト6であぶく銭が消えた、
学問を疎かにした、
危険(チャンス)は逃げた、
腹一杯食べてお腹が出た、
歯医者さんは怖いまま、
結局は貧乏なまま、
でも家族が出来た、
そして一人増えた、
おかえりと言ってくれる人がいる、
それだけ。
5)金曜日の夜、「ベ・ラ・ジ・リ・パ・ウ」
ベンツ・マイバッハ(Sクラス)、
ラルフ・ローレンのオーダーメイドのスーツ、
ジョン・ロブの靴、
リッツ・カールトン・エグゼクティブスイート、
パテック・フィリップ、カルトラバ、
ウルフギャング・ステーキハウス・厚切りのT ボーンステーキ。
6)月曜日の夕方、「行列」
①人の行列、朝と逆、駅に向かう行列の中の一人。
②行列の人、子供の時も、青年の時も、老人の時も、最期は並んだベッドの上。
③よくは知らないが死んだあとも行列で並んで閻魔さまのところへいくとか。
7)月曜日の夕方、
「ちっぽけな墓標」
①灰色の空に高層ビル、地べたを歩く人。
②見下されるのは嫌いだ、見上げ続けるのも疲れた、そういって地べたを歩く。
③ちっぽけな勇気がちっぽけな英雄をつくりちっぽけな墓標が残された。
所感)
■自由律には違いない
訂正がある。
お気づきの通り、実は俳句ではなく、短歌だ。
N氏より指摘をいただき、すみやかに表題を訂正する。
及び、あまり貯めずに小出ししていく。
#自由律 #短歌 #詩