四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第三十章

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日曜日の午後、

 

Amazon Primeの任侠シリーズをひたすら観ていた」

 

「面白いが限りなく続く、気付けば夕方、予定はご破算」

 

「暑い、ベンチに座りアイスコーヒーとサンドイッチで一休み」

 

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日曜日の午後、

 

「学歴と仕事の出来る・出来ないは必ずしも比例するわけではない」

 

「少なくとも、自分の向き不向き位は自らを省みることは必要だ」

 

「若い頃は自分がわからない、当然だ、経験が自らを培う(例えどのような経験でも…)」

 

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日曜日の午後、

 

「直球で述べれば、残念ながら辛い失敗と挫折が最高の経験値となる」

 

「逃げるや隠れるも経験には違いない、が、壮大な失敗に比べると獲得値の桁が違う」

 

「故に、逃げるのであれば最大値でとことん逃げろ、壮大な失敗までたどり着こう(プチ逃げの繰り返しは良くない)」

 

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日曜日の午後、

 

「人とは、関西風に述べれば、おもろければそれで良い」

 

「人ひとり、出来ることなどたかが知れてる、可笑しみ・ユーモアこそ重要だ」

 

「別に芸人(プロ)の笑いでなくていい、天然のおもろいで十分だ、天然とはその人の積み重ねをいう」

 

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日曜日の午後、

 

「積み重ねは万人が年齢分はある、学問・仕事・闘病・趣味・etc…別に高低はない」

 

「要は、毀誉褒貶に囚われて自らの積み重ねを肯定出来ないことこそ『逃げる』ということだ」

 

「自らを省みよ、とは自らを反省する以外にも、自らの積み重ねを肯定する意味もある」

 

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日曜日の夕方、

 

論語とは本当に深い、自宅では写経し、手の空いた時はスマホで白文から意訳に取り組む」

 

「自らを省みることしかり、汲めば汲むほど解釈が広がる」

 

「プロの本は方向性の調整で用い、意訳・解釈の選択肢ほぼ無限大にある、向く方向は孔子であり、プロの現代語の訳者ではない」

 

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月曜日の朝、

 

「ドムの設計思想とは優れたものだ、現実世界にも通じるのでは」

 

「スピード優先の為に盾を削る、ここ良い、盾付きドムなどドムではない」

 

「同様に私はザクレロも好きだ、高速・高火力・外見・コスト、パーフェクトではないか」

 

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月曜日の朝、

 

「昨夜は田舎のNと電話で話す、相変わらずの頑固な爺さんだ」

 

「病気の話しで盛り上がる、お互いそんな歳頃ではある」

 

「さあ、今週も頑張ろう、稼げる間は稼ぐのだ、四の五のよりワン・ツー・スリーでいこう」

 

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月曜日の朝、

 

「対ガンダム用にゲルググを開発する位なら、AIで動く無人の超高速ザクレロを大量生産して総当たりでぶつければ良い」

 

「と、毒にも薬にもならないことを思いながらも電車はすすむ」

 

「子は中学登校三日目、お弁当も始まり教科書代を渡さねばならぬ、部活は何に決めるのだろうか」

 

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月曜日の朝、

 

「千台の無人AIザクレロから高出力レーザーを全方向斉射しつつ超高速でガンダムに突っ込む」

 

「以外とモビルアーマーの設計に向いているのかも知れぬ、ジオニック社に転職しとけば、一年戦争は我がジオンの勝利であったかも」

 

「と、駅に着いた、さあ、仕事、仕事」

 

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月曜日の夕方、

 

「どんよりとした空、コーラが飲みたいなと思いお腹鳴る」

 

「どうせならビッグマックセットが素敵だなと思う」

 

「出たお腹をさすりつつ、カロリー計算をして悲しい気持ちになった」

 

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月曜日の夕方、

 

「気候が良くなったので帰宅のちウオーキングへ」

 

「風が心地よい、昨年の落ち葉が舞い今年の新緑が芽吹いている」

 

「さあ、論語、八佾第三の意訳に入る、遅々として良し」

 

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月曜日の夕方、

 

「コンビニでアイスコーヒーを買い、クリーム1シロップ3美味し」

 

「甘いレイコーを楽しみながら森を歩いている」

 

「氷をかじりながら歩く、腹減った晩ごはんはなんだろう」

 

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月曜日の午後、

 

孔子はいわれた、

 

季氏(魯国の家老、季平子)は、

 

本来であれば君主しか司ることが許されぬ、

 

八佾の舞い(八列六十四人を祖先の廟の前で舞わせる)を自らの為に行わせた。

 

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月曜日の午後、

 

この事態を黙って見過ごせる(忍ぶ)のであれば、

 

この世の中の不仁、不義は全てまかり通るであろう、

 

決して忍ぶことなど出来ないし、忍んではいけない。

 

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火曜日の朝、

 

「昨日は素敵な夕焼けを見れた、それだけで嬉しい」

 

「小さなことを小さく喜べるようになったこと」

 

「老いか、あるいは、学問の道か、何故かはよくわからない」

 

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火曜日の朝、

 

「毎朝、亡父の遺影に向かいお経と念仏を唱えている」

 

「自宅を出る前に遺影に語りかける、今朝はやけに喜んでいた」

 

「日によって表情が違う、不思議なことだ」

 

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火曜日の朝、

 

「手を合わせるという行いの意味もなんとなくわかる」

 

「ご利益とか、お願いとか、感謝でもなんでも良い」

 

「念仏と同じく、行いそのものに意味があり、思いとは二次的なものに過ぎない」

 

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火曜日の朝、

 

「最近、学ぶ、という言葉に正直、びびっている」

 

「例えば、哲学を学ぶ、学ぶとは身につける、実践するとの意」

 

形而上学やニコマコス倫理学を実践するなど、人類史数%の天才と自ら公称するに等しい、私には無理だ」

 

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火曜日の朝、

 

「単に、本を読んだことを、学んだとは決して言えない」

 

「故に、学問の道は、歩む、や積み重ねるのだ」

 

「重箱の隅をつつく様なことかも知れないが、私は言葉が軽過ぎる、ただ反省するのみ」

 

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火曜日の午後、

 

「自らを省みれば答えはある、為せば成らぬことを為せ、立場分で良い」

 

「ついブラックの時の癖が出る、出来ることは全て行え、プラスワンも」

 

「马马虎虎 [mǎ mǎ hǔ hǔ]、息を吐いて、ぼちぼちいこう」

 

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火曜日の午後、

 

魯国の王位を昭公から奪った孟孫・叔孫・季孫の三家老は、

 

詩経にある雍の楽(天子とその忠臣の様子を述べた詩)に合わせて祭りを執り行った。

 

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火曜日の午後、

 

孔子はいわれた、

 

詩経にある雍の楽には、

 

『祭助けまいらす諸侯、天の下おわします天子の気色うるわしく』

 

とある。

 

王位を奪った三家老の如き堂(祭り)に用いることなど、決してあってはならない。

 

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火曜日の夕方、

 

「帰宅のちウオーキングへ、日中は暑いと感じたが今は涼しい風が吹いている」

 

「人と人が関わりあう限り、人の喜怒哀楽からは逃れられないし、喜怒哀楽は伝染し広がるもの」

 

「だからこそ、自らの心に芯を持たねばならない、仁の心、貫くものは一つで十分だ」

 

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火曜日の夜、

 

「『子曰、夷狄之有君、不如諸夏之亡也』論語八佾第三 」

 

「古注・新注と内容が違い過ぎる、上げるか下げるか頭を抱える」

 

「前後の文脈なら諸夏を上げる(貝塚茂樹版)、白文なら君を上げる(諸橋轍次版)」

 

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水曜日の朝、

 

「寝不足ながらも禁酒は続いておりイーブンではないか」

 

「飲まなくても平気ということは、飲んでも平気ということ」

 

「禁酒すると朝の鏡にイケメン映る、断酒目指して今日も一日」

 

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水曜日の朝、

 

「なんとなく歯車が合わない、グレー色のフイルターがかかった朝の通勤電車」

 

「いつもの周囲の人も微妙に違う、そこの位置違う、メガネ掛けるな、歩く速度遅すぎ」

 

「省みれば、私の立ち位置も違う二歩前が正位置だ、今朝はどうも歯車が合わない」

 

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水曜日の午後、

 

「暑い、四月でこの陽気、菊地秀行のエイリアン京洛異妖篇を思い出す」

 

「妖神グルメといい、菊地秀行の初期作品とは未だに色褪せない魅力を放つ」

 

「同様にスティーヴン・エドウィン・キングの初期〜中期の作品は、もはや神がかっているとしか表現出来ない」

 

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水曜日の午後、

 

「私は天邪鬼なところがあり、間違っていると判っていても最後まで進む」

 

「皆が真っ直ぐ進むなら、斜め四十五度を独り歩くほうを好む」

 

「逆に述べれば、集団と同化することが難しい異端者なのだ」

 

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水曜日の午後、

 

「故に、私の友人とは、独り斜め45度付近を歩む人たちばかりとなる」

 

「群れるのを嫌う人ばかりなので、癖が強く、扱いにくい」

 

「異端者ではあるが、彼らを擁護するならば、自らに正直なのだ」

 

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水曜日の夕方、

 

「斜め65度の人とは私は合わない」

 

「前職の宴会で酒を注ぎにいった時、斜め65度の人は、自ら空のグラスにウイスキーを満たす」

 

「そして一息で呑み干し、こちらの番となる、冗談抜きの真剣勝負だ」

 

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水曜日の夕方、

 

「世の中、群れて斜め行動をする人がいるが、私は好まない」

 

「斜め45度とは、独りで歩むものだ、異端者とはぶれてはいけない」

 

「故に、友人たちとの宴会は覚悟がいる、男泣きもいるし暴れるのもいる」

 

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水曜日の夕方、

 

「私は温厚な人間なので、独り、自席で呑み彼らを眺める」

 

「独り斜め45度の連中とは、どこか哀しく、滑稽でもある」

 

「禁酒が続くと、どうも酒の話しが多くなる、また呑みに行きたいものだ」

 

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木曜日の朝、

 

「禁酒、良い形で進んでいる、このまま呑むのは止めてみよう」

 

「逆にいえば、毎日酒を呑むとは特権階級又は自虐的な気がする」

 

「雨が降っている、涼しい、ホームに座り、目を閉じて雨音を聴いている」

 

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木曜日の朝、

 

「自宅では、貝塚茂樹先生の論語を読んでいる」

 

「御自分の体験談や新説等、先生の視点からエッセイ風に書かれている」

 

「写経と意訳、読書の三点が揃い、ようやく論語を学び始めた気がする」

 

#自由律 https://t.co/BEPHsAKrO6木曜日の朝、

 

孔子はいわれた、

 

人として、あわれみの心、思いやりの心(仁)を持たないものが、どうして人を尊ぶ(礼)ことが出来ようか。

 

また、

 

人として、あわれみの心、思いやりの心(仁)を持たないものが、どうして人を和らげる(楽)ことが出来ようか。

 

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木曜日の午後、

 

「蒸し暑い上にマスクが堪えた、風も湿気を帯びている」

 

「妙な人は何処にでもいる、相手にしないこと」

 

「鳩のつがいがビルの間を羽ばたいている、森へ帰ろう」

 

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金曜日の朝、

 

「雨上がりで涼しい、カラスの鳴き声とゴミ収集車の作業音が聞こえる」

 

「ホームで座ると眠たくなる、口中のレモン飴を噛み砕いた」

 

「対面の電車がホームに止まりやがて出発した、車窓からは下を向いているまばらな乗客たちが見えた」

 

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金曜日の朝、

 

「素足にサンダルの旅行者がホームに立っている、寒そうだ」

 

「車内アナウンス、文中の沈黙の間、いかなる意図で途中に黙るのだろうか」

 

「雨上がり、ホームのあちこちに水たまり、車内の乗客たちは声もなく、ただ出発を待っている」

 

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金曜日の夕方、

 

「週末だ、今週は子の中学校生活初めての週」

 

「少し、男らしくなった様な気もするが、親バカ視点故に怪しい」

 

「部活を決めるらしい、我がことのように気になって仕方がない」

 

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金曜日の夜、

 

「エアコンをヨドバシカメラにて購入する、希望通りの価格帯」

 

「値段交渉、定価で買うなどあり得ない、お店の人も慣れている」

 

「浮いたお金で焼き鳥といこう、いつものお店は行列だ」

 

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金曜日の夜、

 

「混雑する店内を采配する女性の指揮ぶりが素晴らしい、まだ若いが将の器だ」

 

「落ち着いた声で的確な指示をしている、修羅場だろうに、客も店員も微塵もそう感じさせない」

 

「故に、いっそう店が流行り、行列待ちとなる、商いとは人なのだ、逸材は街中に潜んいる」

 

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金曜日の夜、

 

「大手書店にがっかりする、論語明治書院が置いてないとは狂気の沙汰か、大手の看板を下ろしては」

 

論語コーナーの売れている本を読んでみた、違和感とコレジャナイ感がとまらない」

 

「確かにそうだ、その通りだ、お米からは大吟醸酒も出来る、そして単なる研ぎ汁にもなる」

 

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金曜日の夜、

 

「人は誰しも心の中に「狂」を持っている、と経験則で皆知っているのではないか」

 

「必ずしも、現状が「正」とは限るまい、世界とはあやふやで不安定なことは事実だ」

 

「そして、非日常の中に潜む「狂」、制御不可能の化け物(そして限りなく美しい)とは誰にでも居る」

 

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金曜日の夜、

 

「広がる多面鏡と心の様、舞う蝶、そして湖面の波紋」

 

「沁々と下る川の流れ、水中で夢をみつつ聴く異境の街音」

 

「手元の古本開きて活字浮かぶ、ソニー損保のCM(ここもか)」

 

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金曜日の夜、

 

「限界までぶつける、砕けるまでぶつかる(爽快だ)」

 

「強い漢とは素敵だ、全力で叩いても効かない(こんちくしょう)」

 

「いつか、立場が入れ替わる、小さな自分が挑んでくる(かかってこい)」

 

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土曜日の午後、

 

論語とは、そこまで深いのか、先生のお答えを拝見し、感動を覚える」

 

「確かに、一つで貫かれている、論語もだが先生の取り組まれ方も」

 

「正直、このレベルの考察は、専門書でもあまり見かけない、書籍化を望みます、ありがとうございました」

 

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土曜日の午後、

 

「新緑の季節、緑が美しい、とても気分が良い」

 

「学問とは孤独でもある、ふと現実に戻ると、部屋に書と自分のみがいる」

 

ツイッターで知り合えた同学の先生の存在が日々大きくなる、遥か先におられて背中すら見えないが、自分が目指すところは見えてきた」

 

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土曜日の午後、

 

魯の国の人、林放が礼の根本とはなにかを問うた。

 

孔子はいわれた、

 

その問いは大きい。

 

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土曜日の午後、

 

礼とは、体面を保つ為に見栄を張るのではなく、むしろ、倹約、質実に執り行わなければならない。

 

喪(葬儀)とは、細々とした決まりごとを守ろうとするのではなく、

 

むしろ、故人のことを心から悼み、偲ぶことの方が大切なことといえる。

 

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土曜日の午後、

 

クヌギの若葉が青々しい、根元のどんぐりは土に帰ろうとしている」

 

「青々とした若葉を一枚ちぎり、しおりとして文庫に挟んだ」

 

「気持ちが良い季節だ、風が心地よく緑が映える、深呼吸する」

 

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土曜日の午後、

 

孔子はいわれた、

 

遥か遠き異国が君主に良く治められたとしても、

 

礼により調えられた、

 

禹帝が建国した夏王朝を引き継ぐこの国には(たとえ君主が不在でも)及ぶことはあるまい。

 

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土曜日の午後、

 

「切り株に腰をかけて、目の前のイロハモミジの木を見ている」

 

「森を歩くと楽しい、何気ない風景にも様々な木があり、切り株もある」

 

「やはり、コンクリートのビルと人に囲まれていると息が詰まる」

 

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所感)

■禁酒

五十を越えると、酒もきつくなってきた。

若い頃からさんざん呑んできたが、どうも最近呑むと体調が良くない。

肝臓の数値は問題ないが、おそらく一生分のお酒は呑み終えたかも知れない。

禁酒中は、身体は楽だし、思考も澄んだ形で負の感情、記憶で濁ることもない。

ちょっと禁酒を続けてみようかと思う。

 

■親バカ

中学に入った子の部活を決める時期がきた。

順当なら絵を描くのが好きなので美術部だが、出来れば体育会系に入ってほしいと願っている。

まあ、親がどうこう言う訳にはいかない。

良き師、良き友、良き先輩との出会いを祈るしかない。

これまで、ずっと一緒に暮らし、伝えるものは伝えたし、親の背中をみている、きっと大丈夫だ。

 

親バカの私たちにも子離れの時期が近づいている。子は自ら考え、自ら行動しなければならない。

 

#自由律 #日記 #雑記 #儒学