四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第二十六章

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月曜日の朝、

 

「朝ダウンと股引不要、寒いか暑いか、嫌な気候」

 

「雨の月曜とは、やや憂鬱、心を静めて当たり前のことを為す」

 

「酒臭い人通る、以前の我が身か、呑んでも呑まれるな」

 

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月曜日の朝、

 

「今週は卒業式、日々出来事が起こり始まる」

 

「昨夜、いじめられっ子の我が子よりケンカ技を教えてと、二人で特訓」

 

「基本がないので、ひたすら掌底(腰打ち)と足運び(前↔後)、一足で入って即下がるの繰り返し」

 

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月曜日の朝、

 

「あと、対集団戦用に、腰を入れて一足側面肘打ちの練習」

 

「殴られても気にせず、ボスに狙い定めてガチに入れろと」

 

「集団で一人をイジメてくる奴は、手加減無用、殴られてもひたすら入れろと」

 

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月曜日の朝、

 

「集団でくるのだ、負けは負けるが、一発痛いのが入れば次につながる」

 

「子は関節技のレクチャーを希望するが、まず効かないし、効いたら骨が折れるから教えない」

 

「いじめられっ子の我が子の最優先項目は、きちんと意思を相手に示すこと」

 

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月曜日の朝

 

「要は、急所は狙うな、腰で打て(掌底/肘打ち)、殴られれても怯むな」

 

「父親通しが殴る合うわけにはいかぬ、子をイジメる子供たちには、子自身が向き合うしかない」

 

「技を教えてとのお願い、これも子の成長かも知れぬ、負けるのは確定しているが、次につながることを祈る」

 

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月曜日の夕方、

 

論語とは難解だ、『礼はこれ和を用うるを貴しと為す』この一文とずっと格闘している」

 

「識者の現代語訳ではなく、自分の言葉で述べるべく、ここ数日格闘している」

 

「そもそも、「礼」とは何か、から腑に落とさねばならぬ、平凡社礼記(妙)を読んでいる一向に先が見えない」

 

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月曜日の夕方、

 

「私の儒学孟子ベースなので、礼とは四端の心、仁・義・礼・智からとなる」

 

「礼とは、惻隠の心、羞悪の心、の次にくる辞譲の心、譲り合う心」

 

「礼の本質とは何か、和を用いることを貴しと為すこと、、、難解なり(わからない)」

 

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月曜日の夜、

 

「礼の根本精神とは、『常に敬を

忘れてはいけないこと』と朱子は述べた」

 

礼記(抄) 面白い、すっと心に入ってくる」

 

「人として徳が備わり、そして礼が身につく、そして楽記第十九へ」

 

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月曜日の夜、

 

「正徳太子の十七条憲法に『和を以て貴しと為す』とある」

 

「この言葉は、論語の『礼の用は和を貴しと為す』や、礼記の語に基づく」

 

「『和を以て貴しと為す』とは日本人の日本人たる根本に近い」

 

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火曜日の朝、

 

「風呂上がり子が薄着で鼻をグズらせコロナと騒ぐバカ親二人」

 

「花粉舞う室内干しで臭う服」

 

「卒業式の練習メインで宿題もなく浮かれる子に勉強しろという父」

 

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火曜日の朝、

 

「今朝は父鼻グズる子のが感染るかいや花粉だろう」

 

「紫色のパーカーを着て、座席でふんぞり返る茶髪の若い人」

 

「花粉対策にバケット帽子を深くかぶりイメージゴッグ

 

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火曜日の朝、

 

「徹夜明けの酔っぱらいとウキウキとスーツケースを持つ旅行者たち」

 

「酔っぱらいの男性は、もう一軒と女性を誘っているが冷ややかな視線の女性たち」

 

「車内で外国語を聞く、タイ語、英語、中国語、彼らは帰国するようだ」

 

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火曜日の午後、

 

「昨日読んだ礼記が心に残る、帰って続きを読むとする」

 

「大学、中庸も礼記に含まれる、私は礼を勘違いしていたようだ」

 

「同じく、小学・論語の写経も日課、故に早く帰ろう、家へ」

 

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水曜日の朝、

 

「朝8℃昼間20℃このギャップ、アトピー具合い悪し、鼻水も」

 

「年相応に不眠にも、昨夜はYou Tube飛行機の機内音が合い眠れた、波、川、森は合わない」

 

「あと三日で子の卒業式、本人よりも親が気にしている」

 

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水曜日の朝、

 

「卒業旅行シーズン来たれり、若い人がホームにうじゃうじゃいる」

 

「よく覚えていないが、高校の時はNと東京へ、大学の時は一人野宿しながら小樽まで北上した(18切符)」

 

「年老いて子をもうけ、今や通勤電車で家と会社の往復、これでも精一杯だ」

 

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水曜日の午後、

 

「一つのことを貫ける最後の年齢にきている、と思う日々」

 

「JR時刻改正、今回のは接続が悪いとあちこちで不満の声を聞く」

 

「知人が宴会を催し、内五人コロナ発症、本人は感染せず、今謹慎中とか」

 

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水曜日の午後、

 

有子はいわれた、

 

礼とは、和を用いることを貴しとする。

 

古の聖王(堯・舜)も和を用いることを美しきとするも、小にしろ大にしろ和のみを用いれば道が行われない。

 

和を知りて和とするも、礼を以て節することがなければ道が行われない。

 

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木曜日の朝、

 

「いよいよ明日子の卒業式、のち何を食べるかで折り合わない」

 

「妻曰く、リッツ・カールトンのイタリアンかかに道楽、子曰く、スーパー銭湯と寿司」

 

「父曰く、サイゼリヤシャンパンといこう、裁定は妻に任せて眠りにつく」

 

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木曜日の朝、

 

「子の六年間が走馬灯のように脳裏を過るも、やはり一年生初日の緊張して通学する時の印象か」

 

「小さな身体に大きなランドセルを背負い、よたよたと何度も練習した通学路を一人歩く子の後ろ姿こそ」

 

「明日はどのような姿で卒業式にいるのか、楽しみ、朝は子を見送ろう」

 

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木曜日の夕方、

 

「人生こんな時もきた、親の立場で卒業式に出席する(明日)」

 

「子を思う、同時に親に思われている、連なりは続く」

 

「仁の心とは代々受け継がれる、遠い祖先から現在、そして」

 

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金曜日の午前、

 

「卒業式始まる、、、、、、、」

 

「、、、、、、、、、、、、、」

 

「、、、、、、、子のズボン丈」

 

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金曜日の午前、

 

「雨音とカノンの音色、卒業式」

 

「何気ない時にジワっとくる」

 

「入学式も雨だった、皆大きくなった良かった良かった」

 

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金曜日の午後、

 

「卒業式終わる、寒し、花道まで別室で待機中」

 

「雨音響く体育館、恙なく式終わり一斉に片付けをしている」

 

「窓越しに見えるどんよりとした雨雲とカラスの鳴き声」

 

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金曜日の夜、

 

「帰宅のち、亡父の遺影に卒業証書を向けて父と子で報告する」

 

「自分の時より、子の卒業式の方が幾数倍感動する、涙腺もゆるむ」

 

「頑張った、そして卒業式、いよいよ次は入学式」

 

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金曜日の夜、

 

「夕食は父が用意、大フライパンに、サイコロステーキ、豚肉ロースステーキ、鶏肉切り身を塩胡椒のみで焼いて、茹でた丸ごとじゃが芋をたくさん入れて、焼き目を付ける」

 

「取皿にのせたフライドガーリックをつけて、及びチーズを焼いたトロトロをつけて、フランスパンをお伴に」

 

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金曜日の夜、

 

儒学が何故か自分に合うのか、武道と似ている」

 

「基本鍛錬(仁)の永遠の繰り返し、いつの間にか自分が強くなっている」

 

「その初心の強さの先に、凄まじき先人の死闘の上に遺された、神技と心の有り様を垣間見て、自らに到らぬを日々思う」

 

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金曜日の夜、

 

「子の小学校の卒業式の夜、とある本に挟まれていた子の赤子の頃の写真見つかる」

 

「今やこの子も中学生、大きくなったと思い出す、初めて言った『パ…パ…』との言葉、あれは、父の身としては絶対契約と等しいのではないか」

 

「一生、この子の、幸せの為に生きるのだ、悔いは無し」

 

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土曜日の午後、

 

「映画バイオハザードを1から5まで観る、途中部屋にきた妻がゾンビに見えた」

 

「子は友達と遊びに行っている、子の自転車の後輪がパンクしている」

 

「雨なので通行人少しとみたが、スポーツイベントがあったらしく道は人でいっぱいに」

 

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土曜日の午後、

 

「紫陽花の芽が出ている、ここは毎年紫陽花が咲くところ故に間違い無い」

 

「今日は祭りのあとの感、インターバルか、帰ったらまた映画を観よう」

 

「歩くことにより回復している、心とは歩けば歩くほど回復する」

 

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土曜日の午後、

 

「樹々の広がり、空をなんとなく見ている、なんとなく感じる老い」

 

「春夏秋冬越えて五十と一、折り返し過ぎてゴールも見えてきた」

 

ショスタコーヴィチ、チェロ協奏曲第一番を聴きながら森を歩いている」

 

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土曜日の午後、

 

「小学校の初登校の日、子をハグし送り出し、卒業式の日もハグをして送り出した」

 

「子本人の意志的にはもはや嫌がっている、父のわがまま故に許せ」

 

「これから中学生、反抗期、高校生、まともにハグ出来る最後の機会、抱っこ大好きの幼子はもういない」

 

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日曜日の午後、

 

「桜の樹々、芽が出ている、今日も一人森を歩いている」

 

「図書館でいろいろ本をかりる、つまらない本は避ける」

 

「少なくとも儒学においては、線引をせねば時間の無駄と気づく」

 

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日曜日の午後、

 

「子の自転車を修理する、近所に二軒あり近い方は行かない」

 

「ドライバーをかりると300円、廃棄した方が良い自転車を、わざとタイヤ交換して小金を稼いでいる」

 

「一方、遠い方は超良心的、客も多く、大概無料で直している、客側が心配するレベル、両者まるで昔ばなし」

 

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日曜日の午後、

 

「自転車は大手チェーン店で買っているが、次からはこのお人好し自転車屋さんで買うとする」

 

日本昔ばなしの寓話とは、現代にも通用する、商いとは信の一字」

 

「さて、マクドビッグマックセットを食するとする(ビッグマックよ永遠なれ)」

 

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日曜日の午後、

 

「子にはダブルチーズバーガーとポテトLを買う」

 

「先進国でビッグマックの値が一番安いのが日本とか」

 

「食べれる間は、食べるのだ、さあいただこう」

 

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日曜日の午後、

 

「フォロワーの方でドトールが大好きな方がいる、私は共感出来る」

 

「空間に安らぎを感じるのだ、もちろんドトールでなくても良い」

 

「学生時代は、市立図書館が私の居場所だったし、サイゼリヤは今もよく行く」

 

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日曜日の午後、

 

「結婚式であろうか、貸し切りレストランでジャイアン級が大声で歌っている」

 

「不快にならないのは祝う気持ちが伝わるからであろう、おめでとうの言葉が度々はさまれる」

 

「しかし音痴だ、大音量で歌い、道行く人も何事かと店の方向を見ている(面白い)」

 

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日曜日の午後、

 

「そういえばカラオケは全く行っていない、コロナ禍で」

 

「私は音痴であり、何を歌っても同じ曲にしか聴こえないらしい」

 

「手拍子も一人ズレる、昔からだから今や異星人レベルではないか」

 

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日曜日の午後、

 

「いっとき、カホンに興味を持ち通販で買う、一人練習する」

 

「仲間内のカラオケでは、ドラマー宣言をし意気揚々と叩く」

 

「酒も入る、もはや歌も曲もどうでもよく、叩くと嬉しい、もちろん非難轟々で、トライアングルに変えられた」

 

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日曜日の午後、

 

「若い頃、宴会後のカラオケで、私より音痴の初老の先輩に、よく歌や手拍子で説教された」

 

「不服であったが先輩に従い手拍子をすると、皆と私たちに分かれた」

 

「先輩は、どうだ、と自慢する、私は、素晴らしい、と同意するのみだ」

 

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日曜日の夜、

 

「バカ全開も長く続かぬ、歳も立場も上がってからのカラオケだ」

 

「上が奇妙な手拍子をすれば下は倣うタテ社会、どうも全体的にみて具合いが悪い」

 

「故に、仲間内でのバカも封印して、下に接待カラオケと化す(最後の拍手とお会計)」

 

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日曜日の夜、

 

「カラオケ不燃焼が溜まると家族で昼カラオケにいく、コロナ禍前」

 

「だが、ここでも点数評価という無惨な現実が待ち受ける」

 

「妻は90点以上が多く、私は50点前後から歌えば歌うほど下がる点数(何故だろう)」

 

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日曜日の夜、

 

「若い頃、田舎の友人Nと酒席のち度々カラオケに行く」

 

「Nは音痴ではない、しかし凄まじき声量で歌う、狭い部屋で私は数分で頭痛に悩まされた」

 

「負けずと声を張り上げるも、やがて声はかすれ、頭痛で意識朦朧となり、Nの勝ち誇る顔でカラオケは終わる」

 

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日曜日の夜、

 

「カラオケでは逆上がりしてもNには敵わぬ、だが酒量は私の方が強い」

 

「そこで、呑む席でしこたまNに酒を呑ませてからカラオケに行く」

 

「目も空ろなNの前で、私は自在に歌うのだ、弱々しく拍手するNを、満面の笑みで気づかう」

 

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日曜日の夜、

 

「田舎の友人Nとは付き合いが長い、高1の時から三十六年間に渡る」

 

「同じクラスにいて、最初は顔を合わせれば、どつきあいのケンカばかりしていた」

 

「お互い中身は齢十五のままだが、見かけは老いて、昨今は病気の話しが増える一方、そんな仲だ」

 

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日曜日の夜、

 

「私はチビでNはノッポ、私は気が強く短気でNは優しくて現実的だ」

 

「若い頃はよくよく迷惑をかけたが、最近、Nも老いて短気となり困っている」

 

「Nは度々私に言う『俺もお前も異端なんだ』なんとなく言う意味はわかる、お互いに正統正義などクソくらえだと思っている」

 

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日曜日の夜、

 

「私は控えめに述べても短気であるし、誰しも構わずに狂猪のように突進するところがある」

 

「ところがNに関してはキレない、彼の言葉使いなど無礼千万であるが、キレたことはない」

 

「私の信、誠を知る者だ、本当のことには腹が立たない、大概、彼の述べることは合っている」

 

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所感)

■卒業式終わる

思ったより疲れた。

子の気持ちはなんとなくわかる、

親としても最初で最後の小学校の卒業式、

式中ジワジワとくるものは確かにある。

また、式中の寒さや体育館の屋根に当たる雨音、待機中の教室の窓から見たどんよりとした空と鴉の鳴き声も不思議と印象に残る。

昔と違い、リアルタイムで、遠方で出席できない母や義理父に動画と画像を送れる(ライン)世の中になったことは良かった。

次は中学校の入学式だ。

 

#自由律 #日記 #雑記 #儒学