四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第七十三章(泰伯第八)

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○日曜日の朝、2月5日、ウオーキング

 

「凛とした寒さの中をバロック音楽集を聴きながら歩いている」

 

「グールドのピアノの音色は、寒い北欧の国の雰囲気がする」

 

「冬の光景とバッハは合う、そして春も夏も秋も合う、バッハとは最高の音楽だ」

 

#三行詩

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○日曜日の午前、森

 

「森のかしこに春の芽吹き、枯れ木の中で着々と」

 

「大きくなる子と老いる親、調和とか、全ては自然に帰するのだ」

 

「髑髏が笑う、ああ、私は捻くれ者だ、そんな大した存在には中指を立てたくなる、挑みたくなる」

 

#三行詩

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○日曜日の午前、マクド

 

「日曜日の日課と化した温かいコーヒーを飲みにマクドへ」

 

「お供は岩波文庫ゴーゴリの外套・鼻、好きな小説だ」

 

「浪人時代にロシア文学を読みまくった時期があり、今でもたまに読み返す」

 

#三行詩

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○日曜日の午後、マクド

 

「四時間、過去問に取り組む、へとへとなり、今日の正解率は甚だしく悪し」

 

「気持ち明るく、ヘヴィメタル集を聴いてモチベーションを上げる」

 

「明るい間に家族のもとへ戻ろう、勉強に関しては反省と対策済み、明日へ」

 

#三行詩

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○月曜日の朝、通勤

 

曾子、疾あり。孟敬子これを問う。曾子言いて曰く、鳥の将に死なんとするや、その鳴くこと哀し。人の将に死なんとするや、その言うこと善し。君子の道に貴ぶところの者三つ。容貌を動かしては斯ち暴慢に遠ざかる。顔色を正しては斯ち信に近づく。辞気を出だしては斯ち鄙倍に遠ざかる。辺豆のことは則ち有司存なり。泰伯四」

 

「弟子の曾子が臨終の時、魯の大夫である孟敬子がお見舞いに訪れた。曾子はいう、古い言葉に、鳥が死ぬ時は悲しい鳴き声をあげ、人は善い言葉を遺すとあります。今から、君子として貴ぶことを三つお話しします」

 

「一つ、行いや振る舞いは粗暴にせず、常に慎むこと。二つ、自らを誠にし、顔色を正すこと。三つ、言葉を丁寧にして荒々しい言葉は発しないこと。祭祀での細かな決まり等の雑多な事は、専任の役人に任せればよいのです」

 

#三行詩 論語

 

○月曜日の朝、乗り換え

 

「朝出る時に、中二の夏休みによく観たアニメ、バイファムのOPが脳裏に浮かぶ、不思議だ」

 

「ビルを登る夢をみた、何故か両手にスプーン、面白いように壁にサクッと刺さる」

 

「良い週末だった、今週も仕事、勉強、健康と頑張ろう」

 

#三行詩

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○月曜日の夕方、通勤

 

曾子曰く、能を以て不能に問い、多きを以て寡なきに問い、有れども無きが若く、実あれども虚しきが若く、犯されて校いず。昔者、吾が友、嘗て斯に従事せり。泰伯五」

 

「弟子の曾子はいう、能力が有っても無い人から教えを受け、多くを知っていても少ししか知らない人から教えを受ける。自分が学んだことでも改めて学び、実践していることでも改めて行う。教えを請うて馬鹿にされても腹を立てることはない。昔、このような人と孔夫子の下で学んだのです」

 

「孔夫子の教えを学び、実践する儒家の理想像を述べている。当然ながら、その人とは天才顔回以外には思い当たらない」

 

#三行詩 #論語

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○月曜日の夕方、乗り換え

 

「JR連絡橋で中国語が聞こえた、市販薬で一杯の大きな袋を抱えている」

 

「他の路線で事故らしい、駅構内でアナウンスが流れている」

 

「まあまあふうふう(马马虎虎)的な一日であった、还可以とも」

 

#三行詩

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○月曜日の夜、自宅

 

「仏教の仏とは『覚りを得た人間』をいう、キリスト教の神とは違う」

 

「仏法とは『人間』から離れることはなく、あくまで『人間の開放』を説く」

 

「開放とは何か、『生死なき本分に帰ること』らしい、わからない、今夜も座禅する、座禅が座禅するまで座禅しよう」

 

#三行詩

 

○火曜日の朝、通勤

 

曾子曰く、以て六尺の孤を託すべく、以て百里の命を寄すべく、大節に臨みて奪うべからず。君子人か、君子人なり。泰伯六」

 

「弟子の曾子はいう、未だ成人していない孤児を引き取り共に生活し教育する。百里(大国)の政を任せられる器量、能力を備えている。国家の存亡の機に当たっても公正無私の誠を失わなず、毅然と立ち向かう。このような人を君子というのです」

 

「君子とは、器量、能力に優れ、公正無私のヒーローであり、慈悲深い教育者でもある」

 

#三行詩 #論語

 

○火曜日の朝、乗り換え

 

「昨夜は妻の誕生日、既に週末に寿司を食べにいったが、夕食はご馳走だった」

 

「三人でハッピバースデーの歌をうたう、ラップ調に挑む、次に劇団四季風(オペラ座の怪人)で妻とうたう」

 

「夕食のご馳走は子の好物ばかり、子の笑顔が最高のプレゼントらしい」

 

#三行詩

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○火曜日の朝、電車内

 

「子供の頃、父も母もよく歌う人であった、父は布施明、母は童謡の歌詞を変えて私たちに聴かせた」

 

「妻もよく歌う人だ、料理の時などYou Tubeを流しながら昔の歌謡曲を歌っている」

 

「おそらくは祖父母たちも、子育ての時には子に歌を聞かせる人であったと思われる」

 

#三行詩

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「因みに子が小さい頃、寝かしつける時にうたった歌は、まんが日本昔ばなしのOPだ」

 

「歌詞を覚えていないので、タンタンしながら最初の部分を低い声で繰り返す、私は音痴らしい」

 

「子は当時アンパンマンが好きだが、ひたすら呪いの如く同じ歌だ、幼子にはこの歌である、との確信を持っている」

 

#三行詩

 

「人から音痴といわれても気にしたことはない、カラオケでもガンガン歌う」

 

「友人がいうには何を歌っても同じ曲に聴こえるらしい、母と妻だけが歪んだ笑顔で褒めてくれる」

 

「人が歌っている時も合わせて歌う、サビなど大声で歌う、私が音痴ではなく周りが音痴なのだと思っている」

 

#三行詩

 

「ある日、転機が訪れる、友人たちの薦めでカラオケでは楽器係に昇格した」

 

「打楽器奏者として、カラオケ中に様々な打楽器を叩いて皆をリードすることになる」

 

「自宅でもカホンを二台も買い、幼い頃の子と共に研鑽を重ねる」

 

#三行詩

 

「しかし調子に乗り過ぎた、凄まじく、祭りの如く響くパッカーションに歌など聴こえない」

 

「最終的には、トライアングルを主楽器とすることで友人たちと折り合いをつけた」

 

「コロナ禍で行きつけのカラオケ屋さんが潰れ、最近はとんと行ってない、歌うのは好きなので再開を楽しみにしている」

 

#三行詩

 

○火曜日の夕方、通勤

 

曾子曰く、士は以て弘毅ならざるべからず。任重くして道遠し。仁以て己が任と為す、亦重からずや。死して後已む、亦遠からずや。泰伯七」

 

「弟子の曾子はいう、志士とは、弘毅(心が広く意思が強固)であるべきです。何故なら、仁を学ぶ、実践するとは、学ぶにその内容はとても深く、実践するにその道は遥か遠くにあるからです」

 

「この句、難解なり。意味は理解しても曾子の思いが言葉につながらない。『死して後已む』、学問の道に対する曾子の気迫にただ圧倒される、曾子とは凄い人だと思う」

 

#三行詩 #論語

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○水曜日の朝、通勤

 

「子曰く、詩に興り、礼に立ち、楽に成る。泰伯八」

 

「孔夫子はいわれた、詩経を学ぶことで中庸を学ぶ、礼節を身につけて人を尊ぶ、音楽により素養を身につける、学問の道といえる」

 

「直訳であれば、詩経と礼節と音楽により人は完成するものだ、となる」

 

#三行詩 #論語

 

○水曜日の朝、通勤

 

「夢の中で寝ている夢をみた、良く眠れた、今朝は気持ちよく目覚めた」

 

「煩悩から離れようとすれば、離れようとする新たな煩悩が生まれるらしい」

 

「どかっと座る、あれこれ悩むより腹をくくる、全ては、今、ここだ」

 

#三行詩

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○水曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、民は由らしむべし、知らしむべからず。泰伯九」

 

「孔夫子はいわれた、周王朝から今に伝わえる祭礼や儀式の詳細とは、民に知らしめる必要はないが、政に関わる者は必ずや次の世代に伝えていかなければならない」

 

「この句、一般的な解釈では『君主が決めたことを民に従わせることは出来るが、君主が決めた理由を民が理解することは難しい』となる。『君主』を『君子』と変えれば意味も通じる。私は孟子好きなので、やや跳ねた意訳となっている」

 

#三行詩 #論語

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○水曜日の夕方、乗り換え

 

「満面の笑顔で親切を押し売りする輩に注意すること、無視こそ鉄則」

 

「私は善人だ、という人が善人であったことなど、ここ二千年皆無だ」

 

「歪んだ正義が、弱者が弱者から奪い取ることを正当化している」

 

#三行詩

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○水曜日の夜、自宅

 

「本に印刷された文字とは、所詮は紙の上の単なる記号に過ぎない」

 

「学ぶ、共感する、実践する、筆者の思いを心に映し自らの誠と化す、思いを受け継ぐ」

 

「人の抱く思いとは無双だ、この世の中で不可能はない、必ず成し遂げる」

 

#三行詩

 

○木曜日の朝、通勤

 

「子曰く、勇を好みて貧を疾むときは乱す、人にして不仁なる、これを疾むこと已甚だしければ乱せん。泰伯十」

 

「孔夫子はいわれた、蛮勇を好みて貧困の内にあれば、人は反乱をおこす。また、不仁、不義の輩が為政者として暴政を振るい私利私欲を貪れば、人は反乱を起こすものだ」

 

「決して反乱を起こせ、という訳ではない。物価高騰等、民の苦しみに対して無能、無関心、口だけの何処ぞの宰相に怒りを覚えつつも、選挙にて白黒をつけることが大切だ」

 

#三行詩 #論語

 

○木曜日の朝、車内

 

「忠恕とは、自らを誠にして人を思いやることをいう」

 

「自らを誠にするとは、私利私欲から離れ、見返りを求めることなく孔夫子の教えと自らを昇華させた、一つの思いだ」

 

「人を思いやるとは、無二の愛情を与えてくれた父母の思いを根本に、周囲の人を思いやることだ」

 

#三行詩

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○木曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、如し周公の才の美ありとも、驕り且つ吝かならしめば、その余は観るに足らざるなり。泰伯十一」

 

「孔夫子はいわれた、たとえ文武両道の周公旦と同じくらいの才幹に恵まれているとしても、その人となりが傲慢、不遜であり、さらに吝嗇であるならば、人として見る影もなく相手にする必要はない」

 

「孔夫子は弱者に対しての傲慢、不遜、高慢、驕傲な態度をとる人を嫌悪した。のちの孟子は、仁も義もない人とは君主であろうとも一匹夫に過ぎないとした」

 

#三行詩 #論語

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○木曜日の夕方、乗り換え

 

「隙間時間に資格勉強をするも、のめり込み過ぎた、周囲を見失う」

 

エントロピーの計算問題について行けず、四苦八苦している」

 

「思考は五里霧中となり、過去問と参考書を往復する間に終業時間を迎えた」

 

#三行詩

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○金曜日の朝、通勤

 

「子曰く、三年学びて穀に至らざるは、得易からざるなり。泰伯十二」

 

「孔夫子はいわれた、学問を三年学んでも、尚足らずと仕官を先延ばしにするような人とは中々得難いものだ」

 

儒家の学問とは、究極には天下国家を道徳にて治めることであり、その為には一生を学ぶ気概が求められる。たかが三年学んだくらいで、高名な孔門下生として士官を世に求める一部の弟子たちに、孔夫子は苦々しさを感じられていたかも知れない」

 

#三行詩 #論語

 

○金曜日の朝、通勤

 

「仏教によれば、利己心を無くせば、世の中全てに感謝出来るらしい、私は到底無理だ」

 

「利己心を無くす為に修行をするのであれば、無くすという新たな煩悩が生まれる」

 

「おそらくは修行ではない、覚ることだ、仏教とは難しい、実践など、とても出来そうでない」

 

#三行詩

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○金曜日の朝、電車内

 

「綺麗ごとや精神論を強制する人たちが嫌いだ、糞袋は貴方もだろう」

 

「道徳とは精神論ではない、戦中に孟子詩経から取った王道楽土という言葉が造語されたが、違う」

 

「自らの徳を広げることが道徳だ、その根底も父母からの愛情からだ」

 

#三行詩

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○金曜日の朝、一休み

 

孟子を全て実践するのは孟子好きでも躊躇する箇所があるが、論語は実践あってこそだ」

 

儒家とは、孔夫子の教えを学んでいる割には善い人が少なく思う」

 

「私自身、嫌な奴だし性格も悪く意地悪でもある、おそらく、同じ志しの下であれば善い人だが、袂を分かてば他人なのだ」

 

#三行詩

 

○金曜日の午前、二休み

 

儒学の聖人とは、空は飛べないし、水の入った瓶をワインに変えたりは出来ない」

 

「仁から聖に至る、人であることには変わらない」

 

孟子に登場する聖人である舜帝は大好きだが、仁すら至らぬ私に聖をどうして語れようか」

 

#三行詩

 

○金曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、篤く信じて学を好み、死に至るまで守りて道を善くす。危邦には入らず、乱邦には居らず。天下道あるときは則ち見れ、道なきときは則ち隠る。邦に道あるとき、貧しく且つ賤しきは恥なり。邦に道なきとき、富み且つ貴きは恥なり。泰伯十三」

 

「孔夫子はいわれた、大きな誠を抱いて学問の道を好み、その生を終えるまで学ぶことを貫く、自らの徳を広げる。存亡の機にある国には入らず、政治が乱れている国に逗まることはない」

 

「天下に仁と義、正しい道が行われているのであれば世に出て(天の)道に尽くし、天下に不仁、不義がまかり通り、正しい道が行われていないのであれば世から潜み隠棲する。国に仁と義、正しい道が行われていながら、自らも仁と義に尽くさず、地位も責任もなければ、それは恥とすべきである。同様に、国に不仁、不義がまかり通り、正しい道が行われていないにもかかわらず、富と名声を得ているのであれば、それも恥とすべきである」

 

#三行詩 #論語

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○金曜日の夕方、乗り換え

 

「さて週末だ、資格勉強を追い上げよう、テキスト併用で過去問を」

 

「前期中年者として、無理なく楽しみながら後期を見据えた活動を」

 

論語、孔夫子の教えを学ぶ考える時間が増えた、身にはなっていないが軸となりつつある」

 

#三行詩

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○金曜日の夜、自宅

 

歎異抄にある『地獄は一定すみかぞかし』との言葉に心が打ち震える」

 

「一つ、誠、貫き通す信念、人の思いとは地獄すら住処ぞと化す」

 

「未だ信仰を得ずとも共感は出来る、人の覚悟とは三界を超え得るのだ」

 

#三行詩

 

○金曜日の夜、自宅

 

「夕食のち、マトリックス2、コンスタンチン、ゴッドファーザー1を続けて観ている」

 

「アマプラで観る最近の韓国映画など本当に良く出来ている、確かに面白い」

 

「しかし歳なのか、若い頃に観た映画を繰り返し観たくなる、今、ディアボロス/悪魔の扉を観たくなった」

 

#三行詩

 

○土曜日の午後、散髪屋さん

 

「朝一で行くも既に行列12人待ち、再度お昼時に4人待ち、このくらいなら待とう」

 

「基本髪型は丸坊主だが、寒いので伸ばしたらタワシの様になっている」

 

「道路でやたらクラクションを鳴らす車が多い、物価高騰や政治空白の影響だろうか、世知辛い世の中だ」

 

#三行詩

 

○土曜日の午後、散髪屋さん

 

「子はラグビー公式戦二日目、朝から愚図っていたが、なんとか出かけた」

 

「肩こりが酷い、腕が上に上がらない、仕事前の準備運動を頑張り過ぎた」

 

「昼飯は妻と子に手料理を、ひよこ豆のミートソース煮たっぷりチーズかけを考えている」

 

#三行詩

 

○土曜日の午後、ウオーキング

 

「牛豚合挽き肉440gに塩胡椒、トマトホール缶、マッシュルーム、ケチャップ、茹でたじゃが芋の塊をフライパンに入れて炒める、スライスチーズを上にのせてさらに強火、最後にフライドガーリックを散らして出来上がり」

 

「妻は美味しい、子は普通とのこと」

 

「子、午後3時頃に帰宅、ヒットを決めるもラグビー公式試合、二戦目は負けたとのこと、父の会心の料理(ゲテモノ料理だが、、)を前にしても疲れたのか食が進まず、食べたら横になっている、お疲れ様」

 

#三行詩

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○土曜日の午後、ウオーキング

 

「人間を駄目にする炬燵から出て森へ、次いでコーヒーを飲みに行こう」

 

「辛うじて日課の資格勉強を、日中は暖かいせいか花粉でムズムズする」

 

「フライパンに素材をぶちまけて、調味料をテキトーに、焼く、料理といって良いのかはわからない」

 

#三行詩

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○土曜日の夕方、マクド

 

「気分転換に、日栄社の『基礎からわかる漢文改訂版』を持ってきた」

 

「資格勉強がメインなので、パズル感覚で読む、四書からの例文、出題があり流し読みするだけでも楽しい」

 

「資格が終わったら、ゆっくりと漢文の勉強でもしようかと思っている」

 

#三行詩

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所感)

■誤字脱字

訳がある、この時期になると指先があかぎれとなり、スマホを打つ右手親指がバンドエイドで包まれている。

ブログでは訂正出来るが、通勤時間に入力しているTweetはどうしようもない。

 

カホン

子が小さい頃は、二人で森の中のベンチに座り、子の好きな曲をスマホで流しながら二人で演奏した。今や役目を終え、木の箱として部屋に置いてある。

 

■カラオケ

私がカラオケ負けするのが田舎のNだ。若い頃はたびたび一緒にカラオケに行った。

彼は180セン近くある長身でガタイが良く、歌もまあまあ上手い。ただ、ガタイが良いせいか声が大き過ぎる。

密室で、戦国時代の武者の如く凄まじき大声量でシャウトしまくる。

私は、始まって15分で頭痛が、30分で目眩、45分で吐き気がしてくる。スパイ映画の拷問シーンの様だ。

私も負けずにシャウトするが15分で声はかすれ、30分で体調を崩しはじめ顔色は真っ青になる。

それをみたNは、ますます自分の声に酔いしれ、さらなる大音声でシャウト、歌ったあとは、うっとりと自らに酔っている。

Nの涙すら浮かぶ感動の横顔を見ながら、私は終了時間を確認する為に時計をたびたび見る。

誰にでも欠点はある。

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