四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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自由律

自由詩 第四章

1)日曜日の夕方、「埃」 書房の隅に積み重ねられ、埃被ったCDの小山、 スマホで聴くことに慣れ、放ったらかしにしていた相棒たち、 CD再生機も動かない、 十五の頃、今は亡くなった父とクラッシック音楽(レコード)を一枚ずつ丹念に聴いていた頃を思い出す…

自由詩 第三章

1)土曜日の朝、「SNSで思う1」 SNSで思う、 この発言をする意味はなにか、 何を求めて発言しているのか、 ①感情を満足させたい、 ②自分を知ってほしい、 ③他の人との出合い、 つまり、表現、理解、共有を互いに行いたい、 ついで、何故、行いたいか、 真の…

自由詩 第二章

1)金曜日の朝、「駅のプラットホーム」 ①いつもの人横に座る、反対ホームの人も定位置でくしゃみ一回、うん、順調。 ② おや、左側の人がこない、いや少し遅刻、まあいいや。 ③お互い顔見知り、会話は沈黙のみ、さあ次は、車内の定位置といつもの人たち、 さ…

自由詩 第一章

1)火曜日の朝、「駅のベンチ」 ①駅のベンチ、目を閉じて聞く様々な歩き方。 ②コツコツと歩く人、ペタペタ、ガサガサ、ドンドン、カツカツ。 ③足音の後に残る香水の香り、興味誘われ目を開くも見えるは背中のみ。 https://t.co/AgQIsnlf7z 2)火曜日の朝、「車…

自由律俳句 11月 第4章

1)土曜日の夜、 ここで一歌、 歳重ねるも未だ心は青年のまま、 でも世の中の経験を重ねた分、 少しひねくれた、 ・・・・ 心の痛みや辛い思い出乗り越えて、 開き直りや嘘八百、汚いことも、へつらうことも、 生きる為なら平気の平左、 ・・・・ でもない分…

自由律俳句 11月 第3章

1)金曜日の夕暮れ、ここで三句、 ①息切れと上らぬ脚で駅の階段に挑む。 ②金曜日の夜、テーマソングは、土曜日の恋人。 ③お腹空いて財布に金少なし家に急ぎ帰る。 2)金曜日の夕暮れ、 ここで三句、 ①満員電車、誰も座らない隣、互いに居心地悪いと思う人。 ②…

自由律俳句 11月 第2章

1)朝の職場でコーヒーの香り、ここで一句、 仕事の段取り、ひと区切り、香るコーヒー、腹へった、売店小走り、テキサスマヨバーガー。 2)昼休み、 ここで一句、 茹でて塩を振った豚バラ肉、 ゆで卵、 胡瓜のサラダ、 ザーサイ漬け物、 麦ごはん、 レトルトお…

自由律俳句 11月 第1章

1)森の中、金木犀の香りにて、 ここで一句、 老いて今、昔を包み、 行く幾とせも、香り咲く。 2)朝のウオーキング、推定角度45度の朝日をみて、ここで一句、 眩しさと、秋の紅、深呼吸、 道ゆく人の、顔も輝く。 3)秋の梅園、 ここで一句、 木漏れ日と、梅…