四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第四十九章

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月曜日の朝、通勤

 

「子曰く、如し王者有らば、必ず世にして後仁ならん。論語/子路十二」

 

「忠恕を根本として政治が行わなれた時、古の聖王(堯・舜)の世が戻ってくるのだ」

 

「法に基いた徳治政治の大切さを孔子は説いた」

 

月曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、性は相近し。習えば相遠し。論語/陽貨二」

 

「人とは善も悪もない、なにを学ぶかによって変わる」

 

「育ちでも環境でもない、なにを学んだかが人の本質となる、そして学ぶのに老若男女の区別などない」

 

火曜日の朝、

 

「子曰く、故きを温めて新しきを知る、以って師と為すべし。論語/為政十一」

 

「古くから伝わる礼や音楽から古の聖王(堯・舜)の有様を学び、今のあるべき姿を知る、人の師たり得よう」

 

「何気ないことにも先人の知恵が込められている、そこから始めなければ良い学びとはいえない」

 

火曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、人にして信なければ、その可なるを知らざるなり。論語/為政二十二」

 

「人から信を得るに値する自らの根本を培うこと、揺るぎなき誠こそ、唯一つなり」

 

「私心を捨ててこその誠であり、私利私欲を満たす人に信はなし」

 

水曜日の朝、通勤

 

「子曰く、君子は坦として蕩蕩たり、小人は長く戚戚たり。論語/述而三十六」

 

「腰が座り、常に穏やかであるのが君子の有り様といえる」

 

「一転、小人とは、常に浮き足立ち、あちこちを気にして主体が自らにない」

 

水曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、苟くも仁に志さば、悪まれること無し。論語/里仁四」

 

「今日一日を仁に努めれば、人の憎しみに心乱されることはない」

 

「仁に努めるとは、不仁の行いをしないこと、そして自らの仁を広げること、そこから自ずと志を得るに至る」

 

水曜日の夕方、乗り換え

 

アトピー、夏バテ、帯状疱疹、高血圧に高脂血症…あと不眠」

 

「資格勉強に努め、良き子、良き夫、良き父たらんとする」

 

儒学を、論語を学ぶ、実践する、ここが本体、五十一年目の夏」

 

木曜日の朝、通勤

 

「天下道あるときは、丘は与に易えざる。論語/微子六」

 

「私の周りが鳥獣のみなら無為の暮しも良かろう、苦しむ民がいるからには徳による政で彼らを救うのだ」

 

「古の聖王(堯・舜)が治める世の中であれば、私の出番もなかろうに」

 

木曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、郷原は徳の賊なり。論語/陽貨十三」

 

「綺麗な服を纏い人気ばかりを気にする君子とは、もはや国を滅ぼす賊といえる」

 

「徳もなく、名士とされる家に生まれた代々の政治家とは、亡国の佞臣、悪臣の類いが多い」

 

#民ではなく家の存続の為に私腹を肥やす

 

木曜日の夕方、乗り換え

 

「電車止まる、ホームに二台動かない、左か右か、直感を信じて右へ移る」

 

「ここ最近、週に2回以上は止まる通勤電車、如何なものか」

 

「左の電車の扉が閉まり動き出す、ハズレ、こんなもんだよ塞翁が馬」

 

金曜日の朝、通勤

 

「善を見ては及ばざるが如くし、不善を見ては湯を探るが如くす。論語/季氏十一」

 

「善をみれば、自らの及ばないことを反省し、不善をみれば、熱湯から手を引く様に素早く退散する」

 

「木を見て森を見ずではいけない、機に臨みては変に応じ、善いことから離れないこと」

 

金曜日の夕方、通勤

 

「子曰く、如し王者有らば、必ず世にして後仁ならん。論語/子路十二」

 

「再び、文王・武王のような王が世に現れれば、三十年で国々は治まり天下は太平となろう」

 

「命を受けて王たる者とは、大きな仁を広げて天からの命を自覚した、一人の人間に過ぎない」

 

所感)

■夏バテ

夏バテから帯状疱疹へ。皮膚科にて抗ウイルス薬を処方される。

もはや身体が好調の週の方が少ない、慣れてきた。

薬が効いて週末には回復する。

 

■資格勉強

やはり、晩酌と両立は不可能だ。

日中の暑さ、帰宅即風呂のちのビールの魅力に今週は完敗している。

土日の勉強では追いつけない。

来週は(晩酌は)月水金のみと縛りを入れてみよう。

 

■土曜日

子と公園でラグビーの練習をする。

大汗をかきながら正直、子に追いつけなくなってきた。

炎天下で3時間、毎日練習している子は平気な顔をしている。

午前中は練習試合に出かけていてこの余裕。

パスも的確で回転もスピードも早い。

途中から父を気づかう素振りすら、、、。

 

Twitter

基本、朝夕の通勤時間に自由律を考えTwitterにあげたものを週末にブログにしている。

最近は論語の書き下し文を意訳し、自分なりの言葉で振り返ったものが多い。

以前のように通勤時に思ったことを自由律で書くのであれば片道2〜3句は余裕だが、論語を自分の言葉にするのに時間かかり、片道1時間15分で1句が限界だ。

よくわからないが、今日は画像が添付出来ない。

 

儒学

出勤前に早く起きて儒学の勉強をしている。

今は公田連太郎先生の周易講話を読み進めている。

論語は、貝塚茂樹先生の本を読み返す。

今週は体調が悪く、朝早く起きれない日の方が多かった。

 

■日曜日

昨日、前職の友人からラインをいただく。

お昼に、お好み焼きでも食べにいこう、とのこと。

あと一刻は自宅で資格勉強をしてから出掛ける予定。

楽しみだ