月曜日の朝、8月8日、通勤
「人の悪を称する者を悪む。陽貨第十七」
「君子とて人を憎む、人の功をおのれの功とする者、傲慢を勇気の証とする者、人の失敗を暴露して私は公正で正直だと公言する者」
「自らを省みる、君子が憎む人を持て囃していないか、楽しんでないか、尻馬に乗っていないか」
月曜日の朝、乗り換え
「私利私欲で国政を担う政治家や、民の代表を唄い、次の権力を奪おうとする人たち」
「各々レイズして、その尻馬に乗ろうとする富裕層と、マスコミ、大企業」
「私は、今日も、馬車馬の如く働く、文句も言わず、マスコミの言う正義と平等を信じて、働く、さあ働け」
火曜日の朝、通勤
「敢て佞を為すに非ざるなり、固を疾めばなり。憲問第十四」
「言葉巧みに上に媚びを売るのではないし、一人孤高を保ち周りを省みないということもない」
「何ごとにも礼に則した、その時その場に応じた対応を行うこと」
火曜日の朝、乗り換え
「礼に則すとは、人を尊び、ものごとが規範通りに行われることをいう」
「人も尊い、ものごとも尊い、過去も尊い、世界とは尊いとする」
「故に、まず形を正し、心を柔らかくする、自らを高く上げる必要がどこにあろうか」
火曜日の昼、通勤
「衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。衛霊公篇二十八」
「多数の人が憎む人、好む人をそのまま受け入れてはならない」
「考えることを、自ら放棄して大衆の望みに迎合するなど君子ではない」
火曜日の昼、乗り換え
「儒学とは、自ら考えることを大切とし、盲信や妄信はしない」
「私利私欲から離れ、天命に命を捧げるも、今の世に道なければ隠棲し世に出ることはない」
「家族を養えるだけの日銭を稼ぎ、あとは経書に親しみ、音楽を聴き、親しき友との語らいを楽しむ」
水曜日の朝、通勤
「子曰く、近き者説び遠き者来たる。子路第十三」
「政を問い、孔子がいう、近き者は喜び、その噂を聞いて遠き者も訪れる」
「君子自らの徳を広げ、有能な人材を抜擢し、礼(規範)を数多に行き渡らせる」
水曜日の朝、乗り換え
「仁政とは、国の豊かさ貧しさにかかわらない」
「貧しいから、富めるから不仁ではなく、国に、仁(思いやり)と礼(規範)と義(正しさ)が行われないことが不仁なのだ」
「上が私利私欲に溺れれば、民も溺れる、政にかかわる人たちよ、仁に帰すべし」
水曜日の昼、通勤
「学は及ばざるが如くするも、猶これを失わんことを恐る。泰伯篇十七」
「学問とは、常に学ぶものであるし、それでも及ばないこともある」
「目的と目標を明確に、自らの積み重ねに応じて取り組むこと、漫然と学ばない」
水曜日の昼、電車内
「何も考えずに経書を読むよりは、何を学び、どう活かすのかを省みること」
「成すべきことの為に学ぶ、儒学を学び、我、仁者足らんとし又学ぶ」
「仁とは遠いものだろうか、少なくとも、仁を求めている時は仁である、と論語にある」
#仁を求めて仁を得たり/述而第七
水曜日の夜、自宅
「日中、子の宿題を教えながら資格の勉強、後に子とラグビーの練習をする」
「盆休み中に、公田連太郎先生の周易講話を腰を据えて読む予定」
「儒学の死生観を自分なりに整理したい、加地先生の本を図書館で探そう」
#生牡蠣/岩塩レモン
水曜日の夜、自宅
「資格の勉強、過去問中心の勉強方法に驚いている、なんと効率的か」
「答えと問題全文から学ぶ、故に無駄が少なく出題者の視点も理解出来る」
「テキストは辞書サイズが3冊ある、精読、暗記など私には不可能だ、要は合格すれば良い」
木曜日の夕方、自宅
「午後より子の宿題を教える、やれば出来るがやろうとしない子に腹が立つ」
「公田連太郎先生の周易講話を読む、凄く理解しやすい、易経の理解がすすむ」
「全体像の理解抜きに端々から学ぶ愚に気づく、最初が肝心、易経は難解だと改めて思う」
金曜日の夜、自宅
「其れ恕か。己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ。先進第十一」
「人の、一生で通すべきことを高弟の子貢が問う、孔子はいわれた、人を思いやること」
「儒学とは忠恕に尽きる、己を誠にして人を思いやること、唯それだけだ」
#忠恕/己を毅くしてこそ、恕あり
所感)
■学問と字体
私が心中尊敬するの儒学の先輩からDMをいただく。
内容は、件の公田連太郎先生の字体に関して。
tweetでのせた周易講話の表紙の字体は、どうやら公田連太郎先生の本筆ではないか、とのこと。
字体から内なる凄まじき学問の情熱と外に現れた精華された優しさが感じられました、とのこと。
未だ浅き学問の身からすれば両者とも及びつかない境地のなれど、字体一つにも学問の積み重ねが現れるものかなと感銘を受け、ますます学問に精進すべきと感じる。
■近状
盆休み中に子の夏休みの宿題をみている。
同時に自分の資格勉強も思い重ねる。
過去問を解答を見ながら問題ごと覚える方法が効率的であることに最近気付く。
金曜日の夕方、サイゼリヤで夕食のち親子二人で駅の中規模本屋さんの参考書コーナーに出向く。
親子で検討を重ね、成績の伸びない数学の一冊の参考書と一冊の問題集を買う。
及び、間もなく子の誕生日だ。
欲しいものを尋ねると、アイアンマンとコラボしたシャープペンが欲しいとのこと。
子は絵を描くのが趣味なので小学生の時からペン関係が好きだ。
幸い売り場にあり、替え芯とともに買う。
子の笑顔が父の心に沁みる。嬉しい。