四端録

東洋思想に関して。四書を中心に意訳して所感を述べ、三行詩にて日々の出来事、思うことを記しています。

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三行詩 第十五章

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日曜日の午後、

 

「聞いているのかいないのか、反抗期の子の態度にイラ」

 

「寒風止めば陽射し暖か」

 

「どんぐり拾う親子連れ、思えば子と共に拾いて幾年か」

 

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日曜日の午後、

 

「落ち葉からから寒風びゅうびゅう」

 

「なんとくハノイ旧市街の雑踏思う」

 

「最後の旅はハノイでコロナ禍、次の台北いついつやら」

 

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日曜日の午後、

 

「父の顔に刻まれし眉間のシワを真似する子」

 

「何故シワがと子に問われ、シワなどないと父答え」

 

「慣れぬ笑顔を子に向けるは松屋昼めしの時」

 

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月曜日の朝、

 

「休みの日はお酒臭いと子の言葉」

 

「トドメの一撃、酒よありがとうさようなら」

 

「こうして何度目かの禁酒はじまる」

 

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月曜日の朝、

 

「朝帰りの酔っぱらいたち奇声をあげるJR大阪駅のプラットフォーム」

 

「弱いに呑まれて飲酒、弱いを認めて禁酒」

 

「思いやりの心、仁の心求めるままに」

 

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月曜日の午前、

 

「この寒さで外仕事、どういう判断、決めた奴鏡でにらむも写るは地顔」

 

「ホットコーヒーおかわり3杯目が仕事のやる気」

 

「プランAからCへと変更、Cは今から考える」

 

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月曜日の午前、

 

「お腹じゃぶじゃぶ(コーヒー)」

 

「お腹ごろごろ(寒さ)」

 

「お腹ぐうぐう(腹減った)」

 

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月曜日の午後、

 

「それぞれの中心が引き合う人、組織」

 

「小さな円つむぎ大きな円へ」

 

「大質量ブラック・ホールという圧倒的存在 」

 

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月曜日の午後、

 

「遠景忘れ目の前だけが現実」

 

「エレベーターのボタン押す視点と日常の繰り返し」

 

「今日も行儀よく椅子に座り、下を向く通勤電車」

 

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月曜日の午後、

 

「墓場に再生を求めるは愚か賢か」

 

「鬼太郎と汎神論、梯子を棄てて向かうは何処」

 

「穏やかな日常と穏やかな絶望、蝕まれつ足掻く虫の様な生き様」

 

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月曜日の夕方、

 

「戻る、という未知な場所、空間、そして演出」

 

「幼子の母を呼ぶ声こそ紛う方なき真実」

 

「思いやりの心、いたわりの心、仁の心こそ人の根本」

 

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火曜日の朝、

 

「ダウンのフードかぶりマスク、ザクかな」

 

「年始年末お仕事の人にただ感謝」

 

「寝付き悪く映画の世界を彷徨うも、同じシーンの繰り返しは悪夢か」

 

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火曜日の朝、

 

「最高の句浮かぶも、横の人のくしゃみで消えた」

 

「隣の人の会話が妙に頭に入る、横並びに座る通勤電車」

 

「向かいの人のカバンのプリント、スナフキンとやたら目があうぞ」

 

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火曜日の朝、

 

「目つき鋭い兄ちゃんと目があうも向こうから逸された」

 

「構内で睨み合うカップル、女性の方が怖そう、男泣きそう」

 

「しばらくお別れ朝の通勤風景、しばらくは冬のはげ山よろしくな」

 

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火曜日の午前、

 

「超富裕層1%が世界の37.8%の富を独占し、世界のトップ2750人で1490兆円の資産持つ」

 

「医療進歩の近未来、超富裕層の不老不死、まさに神が現実に」

 

「神でもいろいろ、邪神とか、行きつく先は火宅の牢獄あっはっは」

 

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火曜日の午前、

 

「怪力乱神幅を利かすは昔だけに非ず」

 

「仁義礼智、本来備わる自らの徳こそ帰すべきところ」

 

「大に従属して消滅するよりも、自らのアイデンティティへ帰ろう」

 

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火曜日の午後、

 

「仕事納め、いつもの店で一人呑む」

 

「外呑みは、自分にご褒美お疲れ様」

 

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火曜日の午後、

 

「亡き父が若かりし時より通う店」

 

「幼子の時、少年の頃、学生時代、妻と二人、妻子と共に、今老いて一人」

 

「お土産はB弁当✕2持ち帰れとラインあり」

 

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火曜日の午後、

 

「第二弾は、生牡蠣の岩塩レモンと芋焼酎ロック」

 

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火曜日の夕方、

 

「さて、ちくまに岩波に、学術文庫のチェックに赴こう」

 

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火曜日の夜、

 

「さすがに紀伊國屋、欲しい本があったので即買いする」

 

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火曜日の夜

 

「いろいろ聴いた、素晴らしかった、感動した、でも年老いた、いろいろ聴くのがしんどくなってきた」

 

「年老いてベートーヴェンピアノソナタ全集さえあれば良いと思う今日この頃」

 

「最近はずっとケンプの全集を聴いているもポリーニもそろそろ買う時期かと迷う年の瀬」

 

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火曜日の夜、

 

「ウイルヘルム・ケンプの枯れた演奏こころ沁みいる五十の夜」

 

「押しのない、聴き流せるようなあっさり感と、いつの間にか夢中で聴いている不思議」

 

ベートーヴェンピアノソナタ前期から中期の作品であれば、ケンプのあっさり感って無双かも」

 

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火曜日の夜、

 

「大質量ブラックホールという論理的結末こそ我らが神」

 

#自由律俳句 #連歌

 

火曜日の夜、

 

「深海の暗き処に潜むが如き我が心の闇とちょうちんアンコウ」

 

#自由律俳句 #連歌

 

火曜日の夜、

 

「砂漠は清浄音もなく月明かりに我が影一つ」

 

#自由律俳句 #連歌

 

火曜日の夜、

 

「共にした夕暮れ 誰もいなくなって一人で見る夕焼け」

 

#自由律俳句  #連歌

 

火曜日の夜、

 

「求めても得れぬもの 全部と一つ」

 

#自由律俳句 #連歌

 

水曜日の朝、

 

「呼吸を静め心を鎮めただ歩くこと集中」

 

「深呼吸して開式、三体式左右十五分」

 

「壁拳往復三十分、のち虎形拳虎撲手へ」

 

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水曜日の朝、

 

「以前子に教えるも父から子は困難との結論」

 

「他人との関係故に教えられるも我が子では他人になれぬ」

 

「我が奥義、「ひたすら逃げろ」のみ伝授する」

 

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水曜日の朝、

 

「若い頃、合気道で初段になった時の師範からのお言葉」

 

「お前ら弱いんだから、まず逃げろよ」

 

「逃げるは恥にあらず、無茶な暴力こそ自暴自棄と」

 

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水曜日の朝、

 

「開店前の散髪屋さんに行くも既に行列」

 

「待合いで、なんとなく圧が出るのを抑えるも」

 

「ウエスタン西部劇風に互いに圧を発する待合い席」

 

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水曜日の午後、

 

「ここぞとばかりガーリック多用」

 

「手間暇考慮しチューブ主体」

 

「ガーリックフランスパンと生ハム、エレメンタルチーズの組み合わせ」

 

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水曜日の夜、

 

「私にとって、論語孟子は一生読み続け学ぶ書」

 

「来年は、易経と近思録に再び取り組む」

 

岩波新書朱子学陽明学」、名著なり、昨夜より通読繰り返す」

 

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木曜日の朝、

 

「学ぶ為に学ぶを繰り返す」

 

「学べば学ぶほど増える学ぶこと」

 

「現実と向き合ってこそ学問の道」

 

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木曜日の朝、

 

「本の中に居る、知人・友人・先生、偉人、聖人と今日も向き合う」

 

「読んだ冊数、筆写した数、他人に誇る理由もなし」

 

「現実と生身の自分に加えるは学問の道、即ち仁の心」

 

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金曜日の朝、

 

「突き詰めれば汎神論、真理か人の限界か」

 

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金曜日の朝、

 

「ただ生臭い身体を持て余す」

 

「万物に備わる理正しければ、我が性、肉に埋もれて何処へ」

 

「喰らい眠り喰らい眠る年末年始かな」

 

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金曜日の朝、

 

「崇高なロジックを思い、眼前に幼子と母の姿」

 

「思いやりの心、いたわりの心、仁の心」

 

「文字で書かれた理も性も、忍ばずの心には比べようも無し」

 

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金曜日の午前、

 

「遠い未来、異星や宇宙基地にもマクドナルドはまず確実だ」

 

「今年最後のビッグマックにかじりつく幸せ」

 

「人類が生み出しし偉大なもの、その名はビッグマック、永遠なれ」

 

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金曜日の昼、

 

「学問の道を志したは今年一番の良きこと」

 

「増えゆくばかりの体重と酒の量こそ今年一番の悪きこと」

 

「毀誉褒貶仕方なし、来年もただ母と兄妹、義理の父と母、妻と子の健康を祈るのみ」

 

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金曜日の午後、

 

「小腹空く、エレメンタルチーズとトマトスライスのピュアオリーブオイルかけ&フランスパンwithビアーのアペリティフ、大晦日の夕べかな」

「今日の晩飯なんだろう、昨夜はぶりさくの刺し身とぶり&野菜の鉄板焼withガーリックたっぷりでビアー」

 

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金曜日の夜、

 

岩波新書孟子」の面白さ、紛れもなく良書なり、金谷先生の孟子こそ」

 

「あとがきの最初にある、『「孟子」はわたしの好きな書物である。』こそ金谷先生」

 

「『貝塚教授は孟子はあまり好まれなかったよしである。』云々も、ビッグネームばかりで面白い。」

 

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所感)

■2021年終わる、振り返り

今年五十歳となり、私生活においては、

・学問の道、儒学の勉強を始める。

種田山頭火を知り、自由律俳句を始める。

ウオーキングを始める。

・ブログを始める。

最初、体重増加、健康診断の結果を踏まえてウオーキングを始めた。

次に、ウオーキング中に風景写真を撮りTwitterにのせている内に、Twitter儒学の先生と出合い、最初は興味本位の質問をしている内に、先生の誠の姿勢に心を打たれ、仁の広さを知り学問の道に志しを立てた。

そして、儒学の先生がブログを始めたので、私も人マネ物マネでブログを始める。

ここから、ブログを通して、Twitterで同学の大先輩を知り、スペースでお話しをする機会を得る。

このTwitterのスペースで同学の大先輩より種田山頭火、自由律俳句なるものがあると教えられ、人マネ物マネで始める。

これらが、絡み合って今に至る。

まさに、論語、学爾第一を実感する年であった。

「子の曰わく、学びてこれを習う、亦た説ばしからずや。朋あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずしてうらみず、亦た君子ならずや」

 

#自由律 #儒学 #日記 #儒学